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データルールの追加

 

データマッパーのDestination XMLのAppend Dataプロパティを使用すると、ファイルにデータを追加できます。

データマッパーでの追加操作の仕組みを理解しましょう。 以下のサンプルXMLファイルをご覧ください。リージョンJapanにはCompany IBM要素が含まれています。 IBM社はそれに製品を持っています。

 

次に、会社MSEとその製品を地域日本に追加します。 これを行うには、次に示すようにStudioでマッピングを行います。

ここでは、送り先XMLには、Regionsがルート要素として含まれ、Region要素が含まれています。 リージョンには、その内部に複数インスタンスのCompany要素があります。 Region内のCompany複合要素の最後のインスタンスにデータを追加します。

 

マッピングを行うときは、データマッパーのデータ追加操作が機能する次のルールを考慮してください:

  • ルートに最も近いマップされたマルチインスタンスコンパウンド(複合要素)は、追加操作で考慮されます。 追加は、ソースデータの行に基づいて繰り返されます。

  • 上記のブランチの範囲外にあるマップされた値は、作成のみと見なされます。つまり、要素とその値は、宛先XMLにまだ存在しない場合にのみ追加されます。

  • 追加操作は、直接の親の最後のインスタンスに対して行われます。 以下の例では、XMLのCompany MSEエントリになります。

  • 追加操作は親コンパウンドに対して行われ、親コンパウンドにマッピングがある場合のみ、非コンパウンドの子になります。

与えられた例では、追加操作はMSE Company要素に対して行われます。これは、それが直接の親、Japanの最後のインスタンスであるためです。

追加操作が完了すると、結果のXMLは次のようになります: