Home > コンセプトペーパ > 開発手法 > Magic xpiプロジェクトのライフサイクル > アーキテクチャ上の考慮事項
Magic xpiプロジェクトのアーキテクチャは、Magic xpiサーバの性能に影響を与えます。アーキテクチャ上の問題として考慮するべき内容は以下の通りです。
複数のMagic xpiサーバが同じマシン上で実行している場合、1つのMagic xpiサーバで実行されている並行稼動数を最適な値にしてください。
複数のMagic xpiサーバを異なるマシン上で実行させることができます。
内部のデータベースは、Magic xpiサーバと同じマシンにまたは別のマシンに配備することができます。
外部のプロジェクトの入出力性能には、以下の項目が含まれます。
ミドルウェアやHTTP、およびWeb Serviceなどの外部のアプリケーションへの接続性
外部のアプリケーション性能と制限によるボトルネック処理
通信速度
通信チャンネルと同様に、これらのアプリケーションを適切に選択し、調整することで性能を改善することができます。 |
Magic xpiのロギング環境
リモートサービス(実行ログ、ODS、PSS)の使用やルーティングは、全体の性能を改善する可能性のあるアーキテクチャ上の追加のソリューションです。
サーバによって収集され、内部データベースに書き込まれた制限情報(統計や実行ログのレベルのコレクションなど)は、Magic xpiサーバのスループットを高めるための参考になります。 |
プロセスの性能は、起動と応答時間の定義と制限事項から派生します。これらの定義に基づいて、以下のような対応をとる必要があります。
プロセスをサブプロセスに分割してください。
できるだけ早く効率的に受け取った情報を処理するために、弱連結の概念を使用してください。例えば、リモートアプリケーションやデータベースを呼び出すスレッドを持たず、処理を実行する新しいフローを呼び出し、終了時にメインのフローに戻るようにします。
処理モードを同期から非同期に切り換えてください。
プロジェクトを複数のサーバに分散してください。
同期処理を複数の非同期処理に分割する場合、主要な処理を継続するために、Wait for completionサービスを使用することができます。 |
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