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引数属性文字列のビルド

このトピックは、以下の2つのパラメータによってIBM iプログラムを呼び出すためにIBM iコネクタをどのように設定するかについて説明しています。

以下で説明されるように、最初にパラメータの属性文字列をビルドし、次にIBM iプログラムを呼ぶ必要があります。

  1. [プロジェクト]メニューから、[設定]を選択します。[設定]ダイアログボックスが開きます。

  2. [設定]ダイアログボックスで、[リソース]をクリックしてください。

  3. [追加]をクリックしてください。[新規リソース]ダイアログボックスが開きます。

  4. ドロップダウンリストからIBM i を選択し、新しい IBM iリソースに適当な名前を指定してください。

  5. 以下の必要な情報を入力してください。

  6. IPアドレス

  7. ユーザ

  8. パスワード

  1. 新しいフローを作成してください。

  2. IBM iコネクタをフローエリアに配置してください。[プロパティ]ペインが開きます。[インタフェース]パラメータで、[メソッド]を選択してください。

  3. コネクタをダブルクリックするか、右クリックしコンテキストメニューから[構成]を選択します。[ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスが開きます。

  4. [ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスで、[追加]をクリックし Build Attribute Stringメソッドを選択してください。

  5. 最初のパラメータ、UserIDを以下の属性で設定してください。

  6. 引数タイプ = 文字

  7. 引数長 = 10

  8. 引数方向 = 入力

  9. 引数属性文字列 = C.UserString

このメソッドが実行されると、C.UserString変数はUserIDパラメータの属性に従って修正されます。

  1. [ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスで、別のBuild Attribute Stringメソッドを挿入するために、[追加]をクリックしてください。

  2. 2番目のパラメータ、MESSAGEを以下の属性で設定してください。

  3. 引数タイプ = 文字

  4. 引数長 = 100

  5. 引数方向 = 出力

  6. 引数属性文字列 = C.UserString

このメソッドが実行されると、C.UserString変数はUserIDMESSAGEパラメータの属性に従って修正されます。

Build Attribute Stringメソッドの実行の後に、C.UserString変数は新しいパラメータの情報が追加されます。

  1. [ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスで、Program Call メソッドを追加するために、[追加]をクリックし、以下の必要な情報を入力してください。

  2. プログラムライブラリ

  3. プログラム名

  4. 引数の数 = 2

  5. 引数文字列 = C.UserString(前述のBuild Attribute Stringメソッドを使用してビルドされます)

  1. それぞ引数1引数2のパラメータフィールドでUserIDMESSAGE変数を指定してください。

  2. [ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスを閉じるために、[OK]をクリックしてください。

  3. Magic xpiデバッガでフローを実行してください。以下の処理が実行されます。

  4. Magic xpi デバッガを使用してフローを実行します。以下の処理が実行されます。

最初に2つのメソッド(2つの引数に対する Build Attribute String メソッド)が実行されると、引数属性文字列がビルドされ、C.UserString変数に格納されます。

3番目のメソッド(Program Call)で、完全な引数文字列のC.UserStringが渡されます。

この例では、その値は以下のようになります:A10、O:A100

 ここで:

UserIDMESSAGE変数は、Program Callメソッドのための実際の引数として提供されます。

  1. メッセージはIBM iユーザに送られます。IBM i上で、メッセージを見るためには、DSPMSG<ユーザ名>コマンドを使用してください。