Home > コンポーネント シリーズ > IBM i コネクタ > IBM iコネクタ - 設定 > IBM i コネクタ - メソッド > メソッドのサンプル - Program Call > 引数属性文字列のビルド
このトピックは、以下の2つのパラメータによってIBM iプログラムを呼び出すためにIBM iコネクタをどのように設定するかについて説明しています。
UserID (文字 10)
MESSAGE (文字 100)
以下で説明されるように、最初にパラメータの属性文字列をビルドし、次にIBM iプログラムを呼ぶ必要があります。
[プロジェクト]メニューから、[設定]を選択します。[設定]ダイアログボックスが開きます。
[設定]ダイアログボックスで、[リソース]をクリックしてください。
[追加]をクリックしてください。[新規リソース]ダイアログボックスが開きます。
ドロップダウンリストからIBM i を選択し、新しい IBM iリソースに適当な名前を指定してください。
以下の必要な情報を入力してください。
IPアドレス
ユーザ
パスワード
新しいフローを作成してください。
IBM iコネクタをフローエリアに配置してください。[プロパティ]ペインが開きます。[インタフェース]パラメータで、[メソッド]を選択してください。
コネクタをダブルクリックするか、右クリックしコンテキストメニューから[構成]を選択します。[ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスが開きます。
[ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスで、[追加]をクリックし Build Attribute Stringメソッドを選択してください。
最初のパラメータ、UserIDを以下の属性で設定してください。
引数タイプ = 文字
引数長 = 10
引数方向 = 入力
引数属性文字列 = C.UserString
このメソッドが実行されると、C.UserString変数はUserIDパラメータの属性に従って修正されます。
[ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスで、別のBuild Attribute Stringメソッドを挿入するために、[追加]をクリックしてください。
2番目のパラメータ、MESSAGEを以下の属性で設定してください。
引数タイプ = 文字
引数長 = 100
引数方向 = 出力
引数属性文字列 = C.UserString
このメソッドが実行されると、C.UserString変数はUserIDとMESSAGEパラメータの属性に従って修正されます。
各Build Attribute Stringメソッドの実行の後に、C.UserString変数は新しいパラメータの情報が追加されます。 |
[ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスで、Program Call メソッドを追加するために、[追加]をクリックし、以下の必要な情報を入力してください。
プログラムライブラリ
プログラム名
引数の数 = 2
引数文字列 = C.UserString(前述のBuild Attribute Stringメソッドを使用してビルドされます)
それぞ引数1と引数2のパラメータフィールドでUserIDとMESSAGE変数を指定してください。
[ダイレクトアクセスメソッド IBM i]ダイアログボックスを閉じるために、[OK]をクリックしてください。
Magic xpiデバッガでフローを実行してください。以下の処理が実行されます。
Magic xpi デバッガを使用してフローを実行します。以下の処理が実行されます。
最初に2つのメソッド(2つの引数に対する Build Attribute String メソッド)が実行されると、引数属性文字列がビルドされ、C.UserString変数に格納されます。
3番目のメソッド(Program Call)で、完全な引数文字列のC.UserStringが渡されます。
この例では、その値は以下のようになります:A10、O:A100
ここで:
A10 は、最初のパラメータが文字タイプで長さが10であることを意味していて、その方向は入力です。
O:A100 は、2番目のパラメータが文字タイプで長さ100であることを意味していて、その方向は出力です。
UserIDとMESSAGE変数は、Program Callメソッドのための実際の引数として提供されます。 |
メッセージはIBM iユーザに送られます。IBM i上で、メッセージを見るためには、DSPMSG<ユーザ名>コマンドを使用してください。