Home > リファレンスガイド > プロジェクト開発ツール > チェッカー > チェッカーの利用 > チェッカーメッセージ

チェッカーメッセージ

チェッカーはプロジェクト全体のメタデータ構造をチェックし、さまざまな不適合を検出します。[チェッカー結果]画面は、潜在的な問題のある個所を一覧表示します。エラーは3段階のレベルで表示されます。

レベル

説明

エラー

参照: エラーメッセージ

最も深刻なレベルで、メタデータ内に致命的なエラーがあることを示します。この場合、プロジェクトはMagic xpiサーバでは実行できません。  

深刻なエラーの例は以下のとおりです。

必須項目が入力されていません:プロジェクト内のいくつかの要素内に必要なプロパティが設定されていないことを示します。[チェッカー結果]ウィンドウにはエラーが発生した場所が表示されます。

エラーをダブルクリックすると、情報が設定されていないスタジオ内のダイアログボックスが開き、エラーを修正することができます。

警告

参照: 警告メッセージ

メタデータの設定により、サーバ上で正常に実行できなくなるエラーを示します。実行結果は、プロジェクトで定義された予期どうりではない可能性があります。

警告タイプのエラーの例は以下のとおりです。

トランザクション指定されたフローにトランザクション指定されていないステップ:[フロー]プロパティでトランザクションをサポートするように構成されているにもかかわらず、トランザクションをサポートしない構成のフローにコンポーネントが配置されたことを示します。予測されていることであっても、トランザクションはこのステップで行われません。結果ウィンドウにはエラーが発生した場所が表示されます。エラーをダブルクリックすると、問題のあるスタジオのフローが開き、必要に応じて修正できます。このステップでトランザクションを行いたくない場合は、何もしないか、[フロー]プロパティの構成を変更するかのどちらかを行うことができます。

情報

参照:情報メッセージ

ここでは、関連するフローに対してサーバ機能が適切でないなど、効率性の問題を示します。

情報メッセージの例は以下の通りです。

周辺サーバで処理するフローが多すぎる:指定したフロー数を処理できる周辺サーバがあり、そのサーバ上で実行できるフローの数を超えて定義されていることを示します。この場合、プロジェクトはそのまま実行できますが、その周辺サーバに割り当てられているフローの一部またはすべては実行されません。結果ウィンドウには、周辺サーバが配置されている場所が表示されます。サーバに割り当てられているフロー数が多すぎないように、フローを再配置することができます。