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コンテキストツリーは、サーバ内のプロジェクトのロードされたコンテキストのステータスを表示します。デバッガが実行され、デバッガが停止する時に自動的にクローズされると、スタジオの左下に表示されます。
コンテキストツリーは、以下のように様々な色や表示で情報を提供しています。
黄色 …… アクティブなデバッグコンテキスト。アクティブなデバッグコンテキストがリニアなパス上にある場合、(最上位の親を含む)上から下に、黄色で強調表示されます。アクティブなデバッグコンテキストがリニアなパス上にない場合、並行実行のコンテキストだけが黄色で強調表示されます。アクティブなデバッグコンテキストで実行する場合の詳細は、ここをクリックしてください。
グレイ …… コンテキストパス
緑 …… まだ実行しているコンテキスト
黒 …… 停止しているが、ブレイクポイント上ではないすべてのコンテキスト
太字 …… リニアなパス上のアクティブなデバッグコンテキストとアクティブなデバッグコンテキスト内の実際のアクティブなステップ
通常 …… パークしているものを除いたすべてのコンテキスト
コンテキストツリーには、各コンテキストタイプを素早く識別できるように、様々なアイコンが使用されています。
アイコン |
タイプ |
自動リピート |
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自動起動 |
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フロー呼出 |
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フロー呼出 |
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エラーのフロー |
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リカバリーフローの消去 |
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ロジックフロー |
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リニアステップ |
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並行ステップ |
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PSS |
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スケジューラ |
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スタンドアロン |
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トリガ |
ブレイクオプションを選択したり、プロジェクトがブレイクポイントに到達した時のみ、ツリーは再表示されます。ブレイクポイントに到達すると、再表示されたプロセスは終了します。
[リフレッシュ]ボタンをクリックすると、表示されたスレッドのステータスや表示数のが再表示されます。ユーザがこの表示上にパークしていない場合は、自動的に更新されません。
ブレークが実行されるか、ブレイクポイントに達するまで、コンテキストツリー内の任意のコンテキストのために値を変更することができます。その時点で、コンテキストツリーは再表示されます。
指定された時間で有効なアクティブなデバッグコンテキストは1つしかありません。ブレイクポイントに到達する最初のコンテキストは、アクティブなデバッグコンテキストとして設定されます。コンテキストメニューから[アクティブなコンテキストの設定]を選択することで、任意のコンテキストをアクティブなデバッグコンテキストとして設定することができます。ステップモードの場合、デバッグ処理のフォーカスは常にアクティブなコンテキストにあります。それがアクティブなデバッグコンテキストと設定された場合のみ、コンテキストを通して実行させることができます。
フロー内のすべての並行コンテキストが終了するまで、フローのリニア部分は終了しません。 |
各ノードのツールチップには、以下の情報が含まれます。
フローの名前とID
ステップの名前とID
フローシーケンスID
コンテキストID
BPの名前とID
コンテキストの理由
コンテキストツリーのコンテキストメニューは以下のように変更されます。
実行モード時のコンテキストツリーには、以下のオプションが含まれています。
実行/継続
再実行
ブレイク
ステップ
デバッグ停止
コンテキストビュー
コンテキスト終了
アクティブなコンテキスト
プロジェクトにアタッチモード時のコンテキストツリーには、以下のオプションが含まれています。
継続
ブレイク
ステップ
コンテキスト停止
コンテキストビュー
コンテキスト終了
をクリックするとコンテキストツリーを再表示することができます。
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