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DB トランザクション レベル

データマッパーでデータベース送り先とDBトランザクションレベルを使用するように定義した場合、以下のようなエラー処理が実行されます。

エラー動作

DBトランザクション レベル*

動作

終了(Exit)

マッパ(Mapper)

全レコードがロールバックされます。

継続(Continue) 

マッパ(Mapper)

ロールバックされません。レコード処理は継続されます(すべての送り先のエラーレコードを除きます)。

終了(Exit)

レコード(Record)

エラーが発生する以前の全レコードが保存されます。

継続(Continue)

レコード(Record)

ロールバックされません。レコード処理は継続されます(すべての送り先のエラーレコードを除きます)。

終了(Exit)

オートコミット(Auto Commit)

エラーが発生したレコードを除き、全レコードがコミットされます。

継続(Continue) 

オートコミット(Auto Commit)

エラーが発生したレコードを除き、全レコードがコミットされます。さらにデータマッパーは後続のレコードの処理を継続します。

 

データベーストランザクション·レベルの詳細については、こちら をクリックしてください。

  • データベースを送り先として使用しているデータマッパーが存在するフロー内でエラーが発生し、フローにエラー処理フローが設定されていた場合(データベースを使用していないステップでエラーが発生しても)、エラーフローはエラーが発生するとただちに呼び出されます。データベースを送り先として使用しているマッピング処理は、エラー処理フローが完了するまで後続の処理は実行されません。この場合、エラーコードやエラー説明の内容を失わないよう、エラー処理フロー内でログファイルを作成することができます。

  • トランザクションがすでにオープンされている場合、データマッパーはこのトランザクションに統合され、[DBトランザクションレベル]の値を無視します。