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フロープロパティの[DBトランザクション]をYes に設定すると、フロー内に含まれるデータベースに接続するすべてのデータマッパステップがトランザクションに追加されます。その際、フロー内で使用しているすべてのデータベース(リソース)を選択しなければなりません。同一コンテキスト内で特定のデータベースのみをトランザクションから除外するオプションはありません。特定のデータマッパステップをトランザクションから除外したい場合は、除外したいステップをパラレルステップとして実行させなければなりません。
各データマッパステップのエラー動作が継続に設定されている場合、1レコードのみロールバックされ、後続の処理は継続されます。しかしフローの実行時にクラッシュした場合、トランザクション内のすべてのデータベースオペレーションはロールバックされます。
各データマッパステップのエラー動作が終了に設定されている場合、トランザクション内のすべてのデータベースオペレーションはロールバックされ、フローは停止します。さらにこのデータマッパステップが親フローにより呼び出されると、呼び出し元フローの実行も停止します。
ダイナミックを選択すると、エラーフローがエラーで終了すると、ステップ実行は直ちに終了します。エラーフローがエラーをクリアすれば、フローは継続されます。