Home > リファレンスガイド > 配備 > 代替ホストの定義
start.xmlファイルには、メインホストが利用できなかったり、メインホストの起動に失敗した場合に利用できるサーバとしての代替ホストを定義するオプションがあります。ここで表示されるように、alternateHosts属性を使用してこれを行います。
代替ホスト機能を使用するには、クラスタリング環境を正しく設定しなければなりません。これをどのようにするかは、ここをクリックしてください。 |
alternateHosts属性は、デフォルトは空白です。ここで、必要な代替ホストを入力します。カンマ区切りでホスト名やIPアドレス、またはその組み合わせで指定します。
start.xmlファイルで代替サーバのホストを定義しな場合:
GSAが有効でないのであれば、サーバのステータスはSTART_REQUESTEDとして恒久的に残ります。
GSAが有効で起動に失敗した場合は、サーバのステータスはSTART_FAILEDとなります。.
start.xmlファイルで代替サーバホストを定義した場合:
メインホストでの起動処理が失敗すると、Magic xpiは、代替ホスト上のサーバを利用とします。
Magic xpiは、利用できないメインホストが有効になるまで60秒間待ちます。この時間を経過してもメインホストがまだ利用できないならば、Magic xpiは、次のホストに移りそこのサーバを利用しようとします。
次のホストへの移動は周期的に行われます。最後の代替ホストに達し、利用できなかったり処理が失敗し場合、Magic xpiは別の試みとして、メインホストに戻ります。 |
Magic xpiは、自動的にサーバをメインホストに戻ります。戻りの処理は、ステータスがRUNNINGである代替ホスト上で動作しているるサーバでのみ有効です。
メインホストのGSAが有効な場合:
新しいServerDataオブジェクトは、メインホストを指定するように作成されます。トリガとワーカは、アイドルモードを開始するために定義されます。
新しいServerDataオブジェクトは、新しいIDを持ちます。
新しいServerDataオブジェクトは、すべての前のサーバIDのリストを保持します。.
サーバが、メインホスト上での起動に成功したら(ステータスはRUNNING)、代替ホストは、正常終了するためのコマンドが実行され、新しいサーバは引き継ぎます。
代替サーバが終了したら、交替のServerDataオブジェクトはMagic Spaceから削除されます。
Since version: |
4.1 |