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遅延ユーティリティ

遅延ユーティリティを使用すると、フローの実行時にステップを遅延させる時間を定義できます。特定のインスタンスについてフローを遅延させるために、0.1秒単位で一度のみの遅延を指定したり、条件を作成することができます。

遅延ユーティリティをフローに追加するには:

  1. 遅延ユーティリティを[ツールボックス]ペインからフローにドラッグしてください。

  2. [プロパティ]ペインで、以下の表で説明されるように情報を入力してください。

パラメータ

説明

一般

ステップ名

フローでのユーティリティの名前を入力してください。

説明

フローでのユーティリティの説明を入力してください(オプション)。

ステップID

フロー内のステップのIDを表示している読み込み専用フィールド。

コンポーネントID

自動的に生成された内部の識別番号。

コンポーネントタイプ

ステップタイプの名前を表示している読み込み専用フィールド。

条件

フローの実行内容を指定するための条件を入力してください。

をクリックして式エディタを開くか、コンポーネント上で右クリックし、コンテキストメニューから[条件]を選択することができます。

処理モード

ステップをリニア、パラレルあるいはスタンドアロンモードのいずれで実行するかを選択します。これは遅延ユーティリティがフローの中の最初のステップでない場合のみ選択できます。

遅延ユーティリティがフローにおいて最初のステップではない場合のみ有効です。

完了待ち

ステップを完了待ちモードで実行するかどうかを選択します。オプションは Yes または Noです。

遅延ユーティリティがリニアのステップで、それがフローにおいて最初のステップではない場合のみ有効です。

アドバンスド

セーブポイント

ステップがフロー内のセーブポイントである場合、Yesを選択します。

これはフローの[リカバリポリシー]がセーブポイントに設定されている場合のみ有効になります。

コールロジックフロー

特定のステップの実行後に汎用ロジックを呼び出したい場合にこのオプションを使用することができます。このステップが実行されると、サーバが次のステップに進む前に、[プロー]プロパティで定義されたフローロジックが呼び出されます。

オプションはYesまたはNo (デフォルト)です。

  1. 遅延ユーティリティをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[設定]を選択すると[遅延構成]ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスは、以下のフィールドがあります。

パラメータ

説明

遅延時間(1/10秒)

フローを遅延する時間の総数です。時間を直接入力するか、フィールドの右側のをクリックして式エディタを開き、条件と遅延時間を定義することができます。

  1. [OK]をクリックして[遅延構成]ダイアログボックスが閉じます。遅延ユーティリティがフローに表示されます。