Home > コンセプトペーパ > 開発手法 > Magic xpiプロジェクトの開発
このトピックは、新しいプロジェクトを開発する際の主要な考慮事項を説明し、タスクを効率的に成功裏に完成させるための最善の方法を提案します。
データ管理の問題
データはプロジェクトにおけるビットとバイトです。データを受け取ると、処理する必要があります。データには、以下のものがあります。
別のアプリケーションやメッセージングキューなどの次の宛先に転送されます。
別のフォーマットに変換されます。
1つ以上のテーブルとDBMSに保存されます。
他の活動のための条件として使用されます。
Magic xpiは、データ管理を行う以下のような方法を提供しています。
Flow Dataユーティリティ
データマッパー
フロー統合メカニズム
フローサービスの呼び出し …… これは呼び出されたフロー変数の値を定義します。
データ管理のベストプラクティス
データマッパーは非常に強力なツールですが、時間とメモリのオーバーヘッドがあります。マッピング機能が必要な時だけに、データマッパーを使用するように考慮してください。
例えば:
変数を更新するために、データマッパーの代わりにFlow Dataを使用してください。
多くのレコードを処理する必要がある時だけに、データマッパーのフロー呼出のオプションを使用してください。1つのレコードのみを処理する必要がある時だけ、フロー呼出を使用してください。
一時的にデータを格納する必要がある場合、変数に保存されたフラットファイルを使用することは、ODSを使用するより効率的です。ODSは、データベースに格納されたテーブルのため、フラットファイルより多くのメモリーを消費します。しかし、ODSは永続的で、障害から回復させることができます。
独自コンポーネントの開発
Magic xpiを使用した場合、Magic xpi統合プラットフォームによって提供されない必要な機能を実行するために、独自のコードを追加する必要があるかもしれません。Magic xpi スタジオのコネクタビルダーはこの機能を提供します。
Magic xpiによって提供された様々なコンポーネントと同様に、ユーザ定義コンポーネントは、独自のパラメータを持ち、フロー内にステップやトリガとして使用できるユーザ定義メソッドとして公開することができます。
これらのメソッドは、メソッドとXMLインタフェース内で公開されます。
ユーザ定義のコンポーネントは、.NETまたはJavaを使用して作成することができます。詳細情報は、ここをクリックしてください。
Magic xpiの復旧ポリシーの使用
Magic xpiの復旧システムは、システムクラッシュやフローのタイムアウトのために消失したデータを回復させます。各フローに対して、プロジェクト開発中の復旧ポリシーを定義することができます。復旧ポリシーは、[フロープロパティ]ダイアログボックスで定義します。
チェッカー
チェッカーは、配備パッケージを作成する際に自動的に実行されます。この段階で、プロジェクト上の総チェックを行うことができるため、メモリ内にすべてのフローが読み込まれます。チェッカーは、実行されないフローでは動作しません。