Home > リファレンスガイド > 配備 > 配備のためのプロジェクトの準備
Magic xpiプロジェクトの開発は、Magic xpi スタジオで行われます。 Windows上で実行されるMagic xpi スタジオでプロジェクトを作成します。Magic xpi統合プラットフォームは、Magic xpi スタジオ、Magic xpiモニタと開発サーバが含まれています。これにより管理された環境下でプロジェクトの開発とテストを行うことができます。テスト環境と開発環境が両方ともWindows上で動作する場合は、プロジェクトのフローを実行する上で問題が発生する可能性は低いと思われます。しかしプロジェクトをIBM i サーバで実行させる場合、開発時にオペレーティングシステムの違いを考慮に入れる必要があります。
配備した時にプロジェクトが正しく動作するようにするためには、以下の問題を考慮してください。
ファイルやコンポーネントに名前を付ける場合、半角小文字のみを使用してください。Windows上では大文字小文字の区別はありませんが、他のOS、例えばIBM iでは区別されます。プラットフォームをまたいで名前が認識されるようにファイルやコンポーネントを一貫した方法で名前付ける必要があります。このため、半角小文字のみを使用してください。.
プロジェクトでキャレット(^)記号を使用しないようにしてください。この記号は、GigaSpacesの予約文字になっています。
サーバやメッセージングキューあるいはエイリアスに名前を設定する場合、環境変数を使用してください。環境変数は、Magic xpiの名前変換システムで(例えば%server1% のように)パーセントマーク(%)で囲むように指定します。サーバの実際の名前が何であってもこの環境変数を割り当てることができます。この環境変数の値(この場合、サーバの実際の名前)をMagic.ini ファイルで設定することができます。Magic.iniファイルを使用したプロジェクトの配備については、Magic xpiプロジェクトの配備を参照してください。
プロジェクトのコンテキスト変数、グローバル変数、フロー変数に環境変数を割り当てます。これによりMagic xpiでコンポーネントやサービスを環境変数を使用して設定する場合、変数を使用することができます。変数を使用すると、配備の時にmagic.iniファイルの更新の際、それぞれのコンポーネントの設定を確認する必要がなくなります。使用されている環境変数の一覧は変数リポジトリで確認できます
Magic xpino内部データベースと、運用環境で利用しようとするアプリケーションのデータベースは、同じタイプを使用してください。れは、開発環境のデータベースがMicrosoft SQL Serverを使用している場合、実行環境でも同じサーバタイプを使用しなければならないことを意味します。.
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プロジェクトの配備が準備できた時。
プロジェクトの[ビルド]メニューを開き、[リビルド]のオプションを選択して、実行ファイル(ibp)を作成します。