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Directory Scanner - エラー処理

Magic xpiサーバのフローマネージャーは、ステップの実行中にエラーを監視します。Directory Scannerコンポーネントのステップでエラーが発生すると、エラーハンドラが起動されエラーを処理します。

ステップ内の最初のエラーでステップの実行は停止します。ステップに複数のメソッドが定義されている場合、一つのメソッドでエラーが発生するととそれ以降のメソッドは実行されません。

Directory Scannerのステップの場合: FTPサーバ上で様々なメソッドを実行している間、接続エラー(ソケットの例外エラー)が発生した場合、再接続ポリシー([ログインのリトライ回数]と[リトライする間の遅延時間]をFTPリソースのパラメータとして設定)が適用されます。

Directory Scannerトリガの場合: ディレクトリのリストを取得するため、Directory ScannerはFTPサーバと接続します。接続が成功した場合、交互にリスト内で各ファイルを処理します。ディレクトリリストの取得中に、接続エラー(ソケットの例外エラー)が発生した場合、再接続ポリシーが適用されます。

Directory Scannerコンポーネントのエラーコードは、以下の通りです。また、Magic xpiの一般コンポーネントエラーもDirectory Scanner コンポーネントで使用することができます。コード呼び出しプログラムのエラーコードパラメータ内でMagic xpiサーバに返されます。

エラーコード

説明

250

Java例外

251

FTPサーバ エラー

252

データ有効性エラー

Directory Scannerのエラーコード252は、権利上の問題を表示しています。これは、Magic xpiが関連する位置でファイルの削除や書込、リネームが可能かどうかを調べる必要があることを意味します。

Magic xpiがそのような処理を行おうとする際に、別のシステムによってファイルがロックされている場合もこのエラーが表示されます。

253

FTP(SSL)接続に失敗

254

サーバ証明書の読み込みに失敗

255

クライアント証明書の読み込みに失敗

256

クライアントパスワードの読み込みに失敗

257

FTP接続に失敗

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