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Directory Scanner − トリガ構成

トリガモードでは、Directory Scannerコンポーネントを使用して複数のディレクトリをスキャンできます。

  • Magic xpiは、現在Unicodeのファイル名をサポートしません。これは、Magic xpiが、OSの言語と異なる言語によるファイル名や、多言語pの組み合わせのファイル名をサポートしないことを意味しています。

  • リガでFTPソースを使用しようとしている場合、[設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションでもFTPサービスを定義する必要があります。

[コンポーネント設定:Directory Scanner]ダイアログボックスには、以下のフィールドがあります。

プロパティ

説明

スキャン対象のディレクトリが配置されている場所を選択します。

  • LAN

  • FTP

ディレクトリ

をクリックして、送り元と送り先のディレクトリ値を作成するための環境変数とグローバル変数だけをサポートする式を作成します。この式は、新しいファイルが宛先に移動する前に計算されます。をクリックして、スキャンするパスまたはディレクトリのアドレス、またはフォルダを選択します。このボタンは、ソースディレクトリがLANに配置された場合のみ有効になります。

サブディレクトリ

コンポーネントが選択されたフォルダのサブフォルダを含めて全てスキャンさせたい場合、このチェックボックスを選択しでください。

フィルタ

スキャン処理の条件を入力し、スキャン対象ファイルを制限します。フィールドの右側にある をクリックして[フィルタ]ダイアログボックスにフィルタ条件を入力します。

カンマ区切りで複数のファイルを入力することができます。例えば *.txt,*.doc.

アクション

指定されたファイル上でコンポーネントに実行させるアクションを定義します。オプションは以下の通りです。

  • Move (別の位置に)

  • Delete

  • Rename

送り先ディレクトリ

をクリックして、送り元と送り先のディレクトリ値を作成するための環境変数とグローバル変数だけをサポートする式を作成します。この式は、新しいファイルが宛先に移動する前に計算されます。をクリックして、スキャンするパスまたはディレクトリのアドレス、またはフォルダを選択します。

マスク

移動または名前を変更したファイル名の構造を入力します。ワイルドカードを使用することができます。例えば:

  • すべてのファイルのファイル名に拡張子を付けたい場合、*.txtと入力できます。すべてのファイルが元の名前に.txtという拡張子を付けて宛先ディレクトリに保存されます。

  •  すべてのファイルに元の名前の最初の2文字だけを付けたい場合、??.*と指定すると、元の拡張子と元の名前の最初の2文字だけの名前の付いたファイルが作成されます。

[マスク]プロパティは、アクションとしてMoveまたはRenameを選択した場合にのみ有効です。

例:

マスクの入力文字: *.txt

新規作成されるファイル名: 任意の名前.txt

または、

マスクの入力文字: ??.*

新規作成されるファイル名:

元のファイルがAddress.txtの場合、新規に作成されるファイル名はAd.txtとなります。

元のファイルがAddress.docの場合、新規に作成されるファイル名はAd.docとなります。

元のファイルが Name.txtの場合、新規に作成されるファイル名はNa.docとなります。

ポーリング間隔

Directory Scannerがディレクトリのスキャンに使用する間隔をミリ秒で入力します。例えば、1000ミリ秒を入力すると、Directory Scannerはディレクトリを毎秒ごとにスキャンします。

キープアライブ間隔

自動的に再起動される前にトリガの応答がない場合の時間を分数で指定します。デフォルト値は0で、これはトリガの応答を永久に待ち続けることを意味します。

このパラメータ値の選択は、慎重に行ってください。値が少な過ぎると、有効な処理が終了する前に、トリガは終了するかもしれません。

Directory Scannerをトリガとして構成するには:

  1. [設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションでFTPサービスを定義してください。詳細は、ここをクリックしてください。

  2. [コンポーネント設定: Directory Scanner]ダイアログボックスに適切な情報を入力します。

  3. [新規]をクリックしてスキャンするディレクトリを追加します。

  4. [アドバンスド]ボタンをクリックし、ログファイルとファイル保存先を定義するログと戻り値の詳細ダイアログボックスを開きます。

  5. 終了したら[OK]をクリックしてトリガを生成します。