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Dynamics AX 2012コネクタは、それらのWSDL URIを提供することによって、Dynamics AXアプリケーション統合フレームワーク(AIF)中のインバウンドポートとして公開されたされた Microsoft Dynamics® AXサービスとの通信を可能にします。
Magic xpi スタジオとランタイムで Dynamics AX 2012コネクタを使用するには、PCに.NET Framework 4.5.1以上をインストールする必要があります。コネクタで使用したいサービスは、最初にDynamics AX サーバ上のアプリケーション統合フレームワーク(AIF)のインバウンドポートと定義されなければなりません。 開発目的で、Windows SDK 8.1以上をPCにインストールする必要があります。これは開発の場合は必須ですが、実行環境では必須ではありません。 |
Dynamics AX 2012コネクタは、WSDL URIが指定されるとC#クライアントコードと構成ファイル(client.config)を生成します。これによって、そのインバウンドポートのために定義された規定と処理のリストを作成し、それらのスキーマを生成し、このサービスを使用するために、標準のMagic xpiインタフェースを提供します。
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Dynamics AX で使用する標準オペレーションと動作
Find …… マッピングされた値とのAND条件によるいくつかのフィールドに基づいて問い合わせを行うために使用されます。
Findkeys: …… 一つまたは複数のレコードのユニークなIDだけを取得するために使用されます。
Read: ……特定のキーに従って問い合わせを行うために使用されます。各エンティティは、1つ以上のプライマリキーを持っていて、それはレコードのユニークなIDです。プライマリキーがいくつかのセグメントから構成されている場合、すべてのマッピングされた値はAND条件によって計算されています。.
Create: …… オリジナルのスキーマのサイズのため、必須な要素のみに分解されます。従って、Createスキーマはすべての可能な要素を含むわけではありません。複数のレコードを処理する時に、1つ以上のレコードにエラーがある場合、リクエストはロールバックされます。
Update: ……更新するときに、DocumentHash(32文字長さ文字列)のマップを作成する必要があります。Read処理を使用してDocumentHashを取得することができます。
一般的なポイント
日付を送る時に、YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZフォーマットのUTC datetime のValue要素だけのマップを作成する必要があります(YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+nn:nnフォーマットは、Dynamics AX.と互換性がありません。)。timeZoneとlocalDateTime の要素は無視されるため、それらのマップを作成する必要はありません。
C.UserXML変数の中のMagic xpiによって送られたデータは、[Dynamics AX Resource Setting ]ウィンドウで[Load Service]ボタンをクリックした時に、生成された.NETコードのレイヤーによって実行中に修正されます。Dynamics AX サーバに送られたXMLは、ランタイムログに出力されます。それは、C.UserXML変数とではなく各処理のINスキーマフォルダにあるXMLファイル(<処理に対するルート要素の名前>.xml)と同じです。(例えば、CustomerService_create_In.xml。)
詳細なAifFault(InfoLog配列)情報を、XML結果におけるMagic xpiに報告するために、Magic xpiで使用されるDynamics AXサービスの[ Include exceptions in fault ]チェックボックスが選択されていることを確認してください。[Inbound Port]画面(下で表示されるような)の各サービスのために、このチェックボックスは表示されます。
ほとんどの場合に、[Logging mode parameter ]パラメータは、実行時のパフォーマンスを考慮してLogging Disabledに設定されます。テストする時は、この値を可能な最も詳細なレベルに変更してロギングを有効にする必要があります。 |
For use with: |
4.1 以上 |
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