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Dynamics CRM - XML

Dynamics CRMコネクタは、Magic xpiのXMLインタフェースによって動作するように設計されます。Dynamics CRMコネクタをフロー内にドラッグすると、[プロパティ]ペインが開きます。

[インタフェース]プロパティで XML を選択した後、コネクタをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[設定]選択して、[Dynamic CRM設定]ダイアログボックスを開きます。

このダイアログボックスには、以下のフィールドが含まれています。

プロパティ

説明

接続

リソース名

コンポーネントの[プロパティ]ペインで選択したリソースの名前。リソースは、[設定]ダイアログボックスの[リソース]セクションで定義されます。

オペレーション

エンティティ

をクリックするとエンティティリストが開きます。ここで実行するエンティティを選択します。

オペレーション

[エンティティ]フィールドで選択されたエンティティに基づいて、様々なオペレーションが利用できます。

ドロップダウンリストから以下のオペレーションのうちどれかを選択します。

  • Query …… これは、エンティティからデータを検索する場合に使用されます。 指定された条件に基づいたエンティティを取得するためにデータマッパーを使用することができます。例えば、Title = Professorが入力されているすべてのコンタクト情報を取得できます。有効なすべてのコンタクト情報を取得したい場合は、マッピングを指定する必要はありません。送り元に複数のレコードがある場合、最初にマップされた値のみが返されます。この処理のための現在サポートされる比較処理に関する情報については、ここをクリックしてください。

  • Create ……  これは、組織データ内に新しいエンティティを作成する場合に使用されます。データマッパーを使用して新規の[エンティティ]フィールドの値を指定することができます。

  • Update …… これは、組織データ内の指定したエンティティを更新するために使用されます。エンティティを更新する際、そのIDを知る必要があります。例えば、エンティティIDを取得するために照会処理を使用し、さらに更新処理を呼び出すことができます。更新したい他のフィールドと同じように、エンティティIDを設定するためにデータマッパーを使用する必要があります。

  • Delete …… これは、指定したエンティティを組織データから削除するために使用されます。エンティティを削除したい場合、そのIDを知る必要があります。例えば、エンティティIDを取得するために照会処理を使用し、さらに削除処理を呼び出すことができます。更新したい他のフィールドと同じように、エンティティIDを設定するためにデータマッパーを使用する必要があります。

  • Change State …… これは、エンティティの状態を変更するために使用されます。各エンティティは、アクティブ非アクティブオープン、などの状態があり、この処理で変更できます。状態コードを表す文字列(Active,Inactive,など)で提供する必要があります。数値ではありません。Dynamics CRM は、特定の状態コードにあてはまるStatusCodesを受け入れるだけで、正しい数値をStatusCodesに設定したことを確認しなければなりません。

  • Assign …… これは、組織で指定したエンティティの所有者を変更するために使用されます。Dynamics CRMのリソースのアカウント特権に基づいて、エンティティをユーザ、または、チームに割り当てることができます。

  • Upsert ……  UPSERTキーが存在している場合は、既存のエンティティを更新し、UPSERTインデックスが存在していない場合は新しいエンティティを挿入するために使用されます。キーが複数の要素から成る場合、すべての選択されたエンティティのキーとフィールドにマッピングするデータマッパーを使用する必要があります。このオペレーションはWindows OSでのみ 動作することに注意してください。 (Since version: 4.6)

エンティティでサポートされたオペレーション(エンティティタイプとユーザ特権に基づきます)だけが表示されます。

戻り値の属性

このプロパティは、[オペレーション]フィールドでQueryを選択した場合のみ有効です。チェックボックスがチェックされない場合、をクリックしてエンティティ属性リストからフィールドを選択します。

アップセットキー名

[オペレーション]フィールドでUpsertを選択した場合のみ有効です。をクリックしてエンティティキーリストからキーを選択します。 Since version: 4.6

新規エンティティID

このプロパティは、[オペレーション]フィールドでCreateまたはUpsertを選択した場合のみ有効です。

をクリックして変数リストを開き、作成 、更新または挿入されたエンティティIDを保持する変数を選択します。

結果オプション

結果保存

結果のXMLファイルを保存する場所を定義します。ドロップダウンリストから以下のどれかを選択します。

  • Vriable …… Dynamics CRMによって戻されるエンティティデータを保存する変数を選択します。をクリックすると変数リストが開きます。この情報を保存する変数(デフォルトはC.UserBlob)を選択します。

  • File …… Dynamics CRMによって戻されるエンティティデータを保存するファイルを選択します。をクリックして式エディタを開くか、をクリックしてこの情報を保存するファイルパスを入力します。

オペレーション成功

このフィールドは、データエンティティがDynamics CRMに正しく配置されたたかどうかを容易に定義することができます。ドロップダウンリストから以下のどれかを選択します。

  • None …… コネクタ処理の成功/失敗のステータスを保存したくない場合は、このオプションを選択します。

  • Vriable …… をクリックして変数リストを開きます。コネクタ処理の成否ステータスを保存する変数を選択します。

[Microsoft Dynamics CRM]ダイアログボックスには、以下の追加ボタンがあります。

ボタン

内容

XSDリフレッシュ

[XSDリフレッシュ]をクリックすると、現在のスキーマが上書きされます。メッセージダイアログが開き、更新確認で[OK]をクリックすると上書きされます。[キャンセル]をクリックするとスキーマは更新されずに処理が終了します。

関連トピック:

サポートされる照会オペレーション