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フロー有効ユーティリティは、プロジェクト内のどのポイントでフローを起動するかを決定できます。プロジェクトがMagicモニタを通して実行された場合、手動でフローを有効/無効にすることができます。あるいはフロー有効ユーティリティを使用して自動的にフローを実行するかを定義することができます。このユーティリティは、定義内容に従って、フローモードを変更するための式を作成します。フローモードは、フローが有効化無効化を定義します。
使用例としては、会社の在庫目録に商品がない場合だけフローを実行したい場合があります。この場合、その商品によって在庫が変更される度に更新されるフロー変数を定義します。
品が在庫からなくなると、フローが実行されるように定義した式を記述します。式の値は数値で0(または、負数)の場合にフローが無効になり、1(あるいは1以上)の場合フローが有効になります。
このユーティリティまたはモニタを利用してフローを有効/無効にすることができます。無効状態のフローを有効にすると、ポーリングトリガはポーリングを開始します。 |
フローにフロー有効ユーティリティを追加するには:
フロー有効ユーティリティを[ツールボックス]ペインからフローにをドラッグしてください。
[プロパティ]ペインで、以下の表で説明されるように、情報を入力してください。
パラメータ |
説明 |
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一般 |
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ステップ名 |
フローでのユーティリティの名前を入力してください。 |
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説明 |
フローでのユーティリティの説明を入力してください(オプション)。 |
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ステップID |
フロー内のステップのIDを表示している読み込み専用フィールド。 |
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コンポーネントID |
自動的に生成された内部の識別番号。 |
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コンポーネントタイプ |
ステップタイプの名前を表示している読み込み専用フィールド。 |
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条件 |
フローの実行内容を指定するための条件を入力してください。 をクリックして式エディタを開くか、コンポーネント上で右クリックし、コンテキストメニューから[条件]を選択することができます。 |
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処理モード |
ステップをリニア、パラレルあるいはスタンドアロンモードのいずれで実行するかを選択します。これはフロー有効ユーティリティがフローの中の最初のステップでない場合のみ選択できます。
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完了待ち |
ステップを完了待ちモードで実行するかどうかを選択します。オプションは Yes または Noです。
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アドバンスド |
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セーブポイント |
ステップがフロー内のセーブポイントである場合、Yesを選択します。
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コールロジックフロー |
特定のステップの実行後に汎用ロジックを呼び出したい場合にこのオプションを使用することができます。このステップが実行されると、サーバが次のステップに進む前に、[プロー]プロパティで定義されたフローロジックが呼び出されます。 オプションはYesまたはNo (デフォルト)です。 |
フロー有効ユーティリティをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[設定]を選択すると[フロー有効構成]ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスは、以下のフィールドがあります。
パラメータ |
説明 |
フローID |
有効/無効にするフローのIDを指定します。 をクリックし、フローリストを開きます。有効/無効にするフローを選択し、[選択]をクリックします。選択したフローを削除したい場合、[リセット]をクリックします。 |
フローモード |
フローを有効にするか無効にするか選択します。ドロップダウンリストには三つのオプションがあります。
をクリックして式エディタを開き、式を定義することもできます。 |
[OK]をクリックします。[フロー有効構成]ダイアログボックスが閉じます。フロー有効ユーティリティがフローに表示されます。