Home > コンセプトペーパ > Magic xpiのエラー処理 > エラー処理の順序 > ステップでのエラー処理 > エラー処理変数
Magic xpiにはプロジェクト内のフローのエラー処理に使用できる変数が用意されています。
以下の変数はステップの処理が完了すると、値がクリアされます。:
C.sys.ErrorCode …… サーバでステップが実行される度、ステップにエラーが発生すると C.sys.ErrorCode 変数にはエラーコードが設定されます。この変数の値はステップの処理が完了すると、一旦クリアされます。
C.sys.ErrorDescription …… サーバでステップが実行される度にステップでエラーが発生すると C.sys.ErrorDescription 変数にはエラー内容(説明)が設定されます。この変数の値はステップの処理が完了すると、クリアされます。
以下の変数(Last付変数)はステップの処理が完了しても値はクリアされません。
C.sys.LastErrorFlowName …… サーバでステップが実行される度、ステップにエラーが発生すると C.sys.LastErrorFlowName 変数にはエラーが発生したフローの名称が設定されます。
C.sys.LastErrorStepName …… サーバでステップが実行される度、ステップにエラーが発生すると C.sys.LastErrorStepName 変数にはエラーが発生したステップの名称が設定されます。
C.sys.LastErrorInfo …… エラーに関する詳細情報が設定されます(例:SQL文)。
C.sys.LastErrorCode …… サーバでステップが実行される度、ステップにエラーが発生すると C.sys.LastErrorCode 変数にはエラーコードが設定されます。
C.sys.LastErrorDescription …… サーバでステップが実行される度、ステップにエラーが発生すると C.sys.LastErrorDescription 変数にはエラー内容(説明)が設定されます。
C.sys.LastErrorComponentType …… サーバでステップが実行される度、ステップにエラーが発生すると C.sys.LastErrorComponentType 変数にはエラーが発生したコンポーネントタイプ(コンポーネントID)が設定されます。コンポーネントIDはコンポーネント リポジトリ(プロジェクトメニュー > コンポーネント)で確認することができます。
上記のこれらの変数はコンテキスト変数であり、グローバル変数ではありません。このためフローが並列で実行されている場合、その値は各フロー内で異なります。
各コンポーネントには個別のエラー コードが設定されています。エラーを発生させたい場合、C.sys.ErrorCode のエラー番号と C.sys.LastErrorComponentType に関連するコンポーネントタイプ(コンポーネントID)を必ず更新しなければなりません。