Home > コンセプトペーパ > Magic xpiのエラー処理 > エラー処理の順序 > エラー ポリシ
エラー処理フローが定義されていない場合、あるいはエラー処理フロー内の最終ステップでC.sys.ErrorCode 変数とC.sys.LastErrorComponentType 変数の値を更新した場合、Magic xpiは、エラーが発生したフロー内のエラーポリシーを検索します。
エラーコードを更新する場合、その値はC.sys.LastErrorComponentType 変数内に定義されたコンポーネントコードでなければなりません。
エラーコードがコンポーネントに定義されていない値の場合、エラー24の一般エラーに属する: エラーコード[数値]は選択したコンポーネントに存在しません(Error Code [code number] does not exist for the selected component) という別のエラーが発生します。
エラーポリシーは[エラーポリシー]リポジトリ内で定義します。関連したフローの下でエラーポリシーをダブルクリックすることでアクセスすることができます。
この画面で、エラーポリシー (Abort、Ignore、Restart Flow、Retry、Jump) を特定のエラー番号、あるいはエラー番号の範囲で設定することができます。
エラーポリシーはフロー毎に設定することができます。たとえば、Flow 1でemailのエラーポリシーを Abort に設定し、Flow 2では同じエラーポリシーを Ignore に設定することもできます。
カラム From およびTo の ボタンをクリックすることで、[エラーリポジトリ]ダイアログが表示されます。この画面で Magic xpiの各コンポーネントに組み込まれたすべてのエラーコードを確認することができます。独自のコンポーネントを開発した場合は、このリストにエラーコードを追加しなければなりません。
以下の手順で Magic xpiにエラーを追加します:
ソリューションエクスプローラの[リポジトリ]セクションから、エラーを選択してください。[エラー]リポジトリが開きます。
リポジトリのトップにある[コンポーネント]ドロップダウンリストから、ユーザエラーを選択します。
[追加]をクリックします。
さらに定義されている各エラー内容で管理者に対しエラー通知を行うよう設定することができます(email アドレスは、[プロジェクトプロパティ]ダイアログボックスの[ Send Error Email To]プロパティで設定します)。
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