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Exchange - XML

Exchange コネクタは、Magic xpiのXMLインタフェースを使用して動作するように設計されています。

Exchange コネクタをフロー内にドラッグすると、[プロパティ]ペインが開きます。[インタフェース]プロパティで XML を選択した後、コネクタをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[設定]選択して、コンポーネントの[設定]ダイアログボックスを開きます。

このダイアログボックスには、以下のフィールドが含まれています。

プロパティ

説明

接続

リソース名

コンポーネントの[プロパティ]ペインで選択したリソースの名前。リソースは、[設定]ダイアログボックスの[リソース]セクションで定義されます。

オペレーション

エンティティ

オペレーションが実行されるエンティティ。ドロップダウンリストから、以下のエンティティのどれかを選択してください。

  • Mail (デフォルト)

  • Contacts

  • Calendar

  • Task

オペレーション

[エンティティ]フィールドで選択されたエンティティに基づいて、様々なオペレーションが利用できます。

ドロップダウンリストから以下の処理のうちどれかを選択します。

  • 検索 …… エンティティからデータを検索する場合に使用されます。指定された条件に基づいたエンティティを取得するためにデータマッパーを使用することができます。有効なすべてのコンタクト情報を取得したい場合は、マッピングを指定する必要はありません。

照会処理を実行する場合、以下の比較オペランドを使用することができます。

=, !=, <>, >, >=, <, <=, Between, LIKE

  • IDで取得 …… ItemIdによってメールメッセージを取得する場合に使用されます。

  • 送信 …… メールメッセージを送信する場合に使用されます。メッセージは、送信アイテムフォルダに移動します。[エンティティ]フィールドでMailを選択した場合、この処理が有効になります。

  • 追加 …… 新しいコンタクトを組織データに追加する場合に使用されます。新しい[エンティティ]フィールドの値を指定するためにデータマッパーを使用することができます。[エンティティ]フィールドで Mail 以外を選択した場合、この処理が有効になります。.

  • 更新 …… 組織データ内の指定したエンティティを更新するために使用されます。エンティティを更新する際、ItemIdを知る必要があります。例えば、ItemIdを取得するために照会オペレーションを使用し、さらに更新オペレーションを呼び出すことができます。更新したい他のフィールドと同じように、ItemIdを設定するためにデータマッパーを使用する必要があります。メールエンティティと連携してこのこのオペレーションを使用することができます。例えば、IsRead要素の値をTrueに更新することで、Eメールを既読にマークすることができます。

  • 削除 …… メールメッセージを削除するために使用されます。メッセージは、削除アイテムフォルダに移動します。

以下のオペレーションで動作する場合、カレンダエンティティは拡張されたプロパティ 名前と値の組み合わせサポートします。

  • 照会 …… 名前と値の組み合わせを指定します。

  • 追加 …… 名前と値の組み合わせを新しいカレンダ項目に追加します。

  • 更新 …… 名前と値の組み合わせを既存のカレンダ項目に追加するか、既存のカレンダ項目の名前と値の組み合わせの値を更新します。新しい値によって古い値は上書きされます。名前は更新されません。以下を指定する必要があります。

    • 更新したいカレンダ項目のID。

    • 新しい名前と値の組み合わせ

  • 削除 …… 拡張された 名前と値の組み合わせによって、カレンダ項目を削除します。カレンダ項目のIDと名前と値の組み合わせが与えられると、カレンダ項目IDだけが使用されます。

拡張された 名前と値の組み合わせの内容は、Microsoft® Exchange ユーザインタフェースで参照することができません。その代わりに、内容は照会オペレーションの応答で表示されます。

偽装

Exchange サーバのホストをとなるPCのアカウントは、別のアカウントと関係した権利を使用して、アクションを実行することができます。偽装アカウントは、次に、メインのアカウントと同じ機能を持つことができます。

をクリックして式エディタを開き、偽装したいユーザアカウントの電子メールアドレスを入力してください。

フォルダ

 どのメールフォルダを使用するかを定義します。をにクリックするとフォルダリストが開き、必要なフォルダを選択できます。デフォルトは、Inboxです。

[エンティティ]でMailを選択し、[オペレーション]で検索を選択した場合、この処理が有効になります。

ボディを含める

電子メールの本文を含めるかどうかを指定します。デフォルトは、チェックされています。

[エンティティ]でMailを選択し、[オペレーション]でIDで取得を選択した場合、この処理が有効になります。

フォーマット

電子メールの本文のフォーマットを定義します。ドロップダウンリストから以下のどれかを選択してください。

  • ベスト (デフォルト): 自動的に、最も適当なEメールのボディとしてテキストまたはHTMLのどちらかを選択します。

  • テキスト

  • HTML

[エンティティ]でMailを選択し、[オペレーション]でIDで取得または照会を選択した場合、この処理が有効になります。さらに、[内容を含める]フィールドがチェックされている場合だけ関係します。

添付ファイルのダウンロード

電子メールの添付ファイルをダウンロードするかどかを指定します。デフォルトは、未チェックです。

このオプションをチェックした場合、添付ファイルは以下のフォルダにダウンロードされます。

%currentprojectdir%exchange\<リソース名>\Attachments\

ダウンロードのタイムスタンプが添付ファイル名の前に付加されます。

最大戻数

照会オペレーションによって取得されたメールのメッセージ数の上限を定義します。デフォルトは無制限です。

取得されたメールのメッセージ数を制限したい場合、上限値を入力してください。をクリックして式エディタを開いて入力することもできます。

[エンティティ]でMailを選択し、[オペレーション]で検索を選択した場合、このフィールドが有効になります。

更新を送信

変更内容を受け取り側で更新するかどうかを指定します。ドロップダウンリストから以下のどれかを選択してください:

  • すべての出席者に更新を送信する

  • 更新を送信しない (デフォルト)

[エンティティ]でCalendarを選択し、[オペレーション]で追加更新削除が選択された場合のみ、このフィールドが有効になります。

恒久削除

復旧できない方法でサーバから項目を削除することができます。デフォルトはチェックが外されています。

[エンティティ]でCalendarまたはTaskを選択し、[オペレーション]で削除が選択された場合のみ、このフィールドが有効です。

結果オプション

結果保存

結果として作成されるXMLファイルを何処に保存するかを定義します。ドロップダウンリストから以下のどれかを選択してください:

  • 変数(デフォルト) …… Exchange サーバによって返されるエンティティデータを保持するために、変数を選択します。をクリックして変数リストを開きます。この情報が保存される変数を選択します。デフォルトはC.UserBlobです。

  • ファイル …… Exchange サーバによって戻されるエンティティデータを保持するファイルを選択します。をクリックして式エディタを開くか、をクリックしてこの情報を保存するファイル名をフルパスで指定します。

  • 分割ファイル …… 大きなXMLファイルを、より小さなXMLに分割します。このオプションを選択した場合、このダイアログボックスの[分割ファイルオプション]セクションに必要な情報を入力する必要があります。

オペレーションの成功

このフィールドは、データエンティティがExchange サーバに正しく配置されたかどうかを簡単に定義できます。ドロップダウンリストから以下のどれかを選択してください。

  • None(デフォルト)…… コネクタの成否のステータスを保存しない場合は、このオプションを選択します。

  • Variable …… をクリックして、変数リストを開きます。コネクタの成否のステータスを保存する変数を選択します。

分割ファイルオプション

ディレクトリ

分割したファイルを保持するディレクトリ。をクリックして式エディタを開き、ディレクトリ名を入力します。

接頭辞

分割ファイルの接頭辞。をクリックして式エディタを開き、接頭辞を入力します。

ファイル毎のレコード

各分割ファイルのレコード数。をクリックして式エディタを開き、必要なレコード数を入力します。

分割数

分割数が返る数値変数。をクリックして変数リストを開き、必要な項目を選択します。