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FTPリソース

FTPリソースには、以下のパラメータ(太字 のパラメータは必須)があります。

パラメータ

説明

ローカルエージェント(Local Agent)

のリソースをローカルエージェントとして使用する場合、Trueにしてください。

デフォルト値はFalseです。

このパラメーターは、DirectoryScannerコンポーネントには適用されません。ローカルエージェントをサポートする場合は、Directory ScannerではなくFile Watcher を使用してください。

Since version: 4.13.2

LA Name

このリソースに基づくステップであるローカルエージェントの名前が呼び出されます。

このパラメーターは、ローカルエージェントの値がTrueに設定されている場合にのみ使用できます。

このパラメーターは、DirectoryScannerコンポーネントには適用されません。

Since version: 4.13.2

サーバ(Server)

FTPサーバ名

ポート番号を指定したい場合は、以下の構文を使用してください:サーバ名:ポート番号

サーバ名を入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでサーバ名として使用する環境変数を選択します。

プロトコル(Protocol)

リソースのための必要なプロトコル。ドロップダウンリストから以下の1つを選択してください:

  • FTP (デフォルト)

  • SFTP

Since version: 4.5

サーバ認証を有効(Enable Server Validation)

サーバの認証を可能にするかどうかを指定します。ドロップダウンリストから以下の1つを選択してください:

  • Yes (デフォルト)

  • No

生産環境で実行している間は、サーバ認証機能を無効するべきでありません。

[プロトコル]パラメータ(上記)で SFTP を選択した場合、このパラメータが有効になります。

Since version: 4.5

認証対象(Validate Against)

サーバの認証のために使用されるファイルの種類。ドロップダウンリストから以下の1つを選択してください:

  • Public Key file (デフォルト)

  • Known hosts file

[サーバ認証を証有効]パラメータ(上記)をYesに設定すると、このパラメータが有効になります。

Since version: 4.5

サーバ認証ファイル(Server Validation File)

既知のホストファイルとパブリックキーファイルのリストを保持しているファイルまたは、単一サーバのパブリックキーを保持しているファイルへのフルパス。

ファイルパスを入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここで使用する環境変数をファイルパスとして選択することができます。

[サーバ認証jを証有効]パラメータ(上記)をYesに設定すると、このパラメータが有効になります。

Since version: 4.5

クライアント認証(Client Authentication)

SFTPの認証タイプ。ドロップダウンリストから以下の1つを選択してください:

  • User password (デフォルト)

  • Public private key

[プロトコル]パラメータ(上記)を SFTP に設定すると、このパラメータが有効になります。

Since version: 4.5

ユーザ(User) 

FTP/SFTPのユーザ名

ユーザ名を入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでユーザ名として使用する環境変数を選択します。

パスワード(Password)

FTP/SFTPのパスワード

SFTPを使用している場合、[クライアント認証]パラメータ(上記)に設定したタイプに基づいて、SFTPで使用するクライアントのパスワードまたはプライベートキーパスワードのどちらかを入力してください。

パスワードを入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでパスワードとして使用する環境変数を選択します。

環境変数として入力されたパスワードはアスタリスク(*)でマスクされます。

クライアント秘密鍵ファイルのパス(Client Private Key File Path)

プライベートキーを保持しているファイルへのフルパス。以下のフォーマットがサポートされています:

  • OpenSSH

  • SSH.com

  • PuTTY

ファイルパスを入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここで、使用する環境変数をファイルパスとして選択することができます。

[クライアント認証]パラメータ(上記)で「パブリックプライベートキー」が選択された場合、このパラメータが有効になります。

Since version: 4.5

クライアント秘密鍵パスフレーズ(Client Private Key Pass Phrase)

このプロパティは、クライアント秘密鍵のパスフレーズを保持します。

このパラメーターは、クライアント認証パラメーター(上記)で公開秘密鍵(Public Private Keys)を選択した場合にのみ使用できます。

Since version: 4.13.2

エンコーディング(Encoding)

スキャンしたファイルをエンコードするかどうかを指定します。エンコーディングについての詳細についてはこちらをクリックしてください。

ロケール名(Locale Name)

これはDIRテキストの「last modified」日付を解析する時に使用されるJavaロケールもしくはロケール名です。

例: en_US, fr, he_IL

タイムアウト(Timeout in Milliseconds)

 コンポーネントがスキャンを行なう間隔(ミリ秒)

時間を入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここで、使用する環境変数を時間として選択することができます。

接続モード(Connect Mode)

ドロップダウンリストからいずれかを選択します。

  • PASSIVE (デフォルト)

  • ACTIVE

各ファイル転送(アップロードまたはダウンロード)では、データ転送のための追加の接続が必要です。通常(アクティブモードの場合)は、サーバがこの接続を確立します。パッシブモードの場合は、接続を確立しなくてはなりません。これは外部からの接続を許可していないファイアーウォールを利用している場合などに必要となります。

[プロトコル]パラメータ(上記)で FTP が選択された場合、このパラメータが有効になります。

ログインリトライ回数(Number of Login Retries)

サーバとの接続が失敗した場合に、リトライを試みる回数を指定します

リトライ回数の数値を入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここで、使用する環境変数をリトライ回数として選択することができます。

ログインリトライ待ち時間(Delay Between Login Retries)

サーバとの接続に失敗した場合に、リトライ処理の間の遅延時間(秒数)を指定します。

遅延時間を入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここで、使用する環境変数を遅延時間として選択することができます。

セキュアFTPの使用(Use Secured FTP)

(FTPとDirectory Scannerコンポーネントの両方のための)FTPプロトコル実装がサポートされ、セキュアソケットレイヤ(SSL)がセキュリティの追加が必要かどうかを指定します。

  • No (デフォルト)

  • Yes

[プロトコル]パラメータ(上記)で FTP が選択された場合、このパラメータが有効になります。

サーバ証明書の認証(Server Certificate Validation)

FTPのSSLプロトコル実装がサーバ証明書認証を必要とするかどうかを指定します。ドロップダウンリストから以下の1つを選択してください:

  • No (デフォルト)

  • Yes

[セキュアFTPの使用]パラメータ(上記)で Yes が選択された場合、このパラメータが有効になります。

サーバ証明書ファイル(Server Certificate File)

サーバ側のPEMフォーマットの証明書ファイルのファイル名を指定します。

パスを入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここで、使用する環境変数をパスとして選択することができます。

[セキュアFTPの使用]パラメータ(上記)で Yes が選択された場合、このパラメータが有効になります。

クライアント証明書を使用(Use Client Certificate)

FTPのSSLプロトコル実装がクライアント証明書認証を必要とするかどうかを指定します。ドロップダウンリストから以下の1つを選択してください:

  • No (デフォルト)

  • Yes

[セキュアFTPの使用]パラメータ(上記)で Yes が選択された場合、このパラメータが有効になります。

クライアント証明書ファイル(Client Certificate File)

クライアント側のPEMフォーマットの証明書とプライベートキーのファイル名を指定します。

パスを入力するか、をクリックして環境変数一覧を開きます。ここで、使用する環境変数をパスとして選択することができます。

[セキュアFTPの使用]パラメータ(上記)で Yes が選択された場合、このパラメータが有効になります。

クライアント証明書パスワード(Client Certificate Password)

クライアント証明書のためのパスワード。

[セキュアFTPの使用]パラメータ(上記)で Yes が選択された場合、このパラメータが有効になります。

 

SSL接続でHTTPを使用する場合は、FTPのImplicitモードは現在サポートされません。

FTPリソースには以下のボタンがあります。

ボタン

説明

検証

このボタンはFTPサーバへの接続が有効かどうか確認します。接続が確立したか失敗したかを示すメッセージを受け取ります。

サーバPub

このボタンをクリックすると、自動的に以下のステップを実行します。

  1. サーバのパブリックキーを取得します。

  2. 実行時のTEMPディレクトリにキーを保存します。

  3. サーバ認証ファイル]パラメータにファイルパスを追加します。

プロトコル]パラメータ(上記)で「SFTP」を選択すると、このボタンが有効になります。

Since version: 4.5

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