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HTTP - トリガ設定

HTTPコンポーネントはトリガとして利用することができます。この場合、HTTPコンポーネントは、Magic xpiサーバに対してWebサーバからのHTTPリクエストを受け付けます。HTTPトリガは、リクエストが指定構文で送信されるまで待機します。このリクエストは、コンポーネントに対してフローを起動するよう求めるものです。さらに、このリクエストはWebからのパラメータを渡すことが可能です。

HTTPトリガは、HTMLページからBLOBを受け取りフローに渡すことができます。トリガがBLOBを受け取ると、呼び出したフローのユーザBLOBをその値で更新します。

  • IISとHTTPトリガを使用するために、ASP.NET機能がインストールされるかどうかを確認してください。[Windowsの機能]ダイアログボックス(プログラムと機能 > Windowsの機能の有効化または無効化)の[インターネットインフォメーションサービス]の下でこれを行います。

  • Mgreq.iniファイルで設定しているRequesterTimeoutSecは、HTTPトリガのためにタイムアウトを設定します。RequesterTimeoutSecの設定値がより短い場合、異常終了したフローのリカバリポリシーの実行にかかる時間を使用するためリカバリは発生しません。

  • 戻されたBLOBが空の場合、ボディー自体も空になり、デフォルトのHTMLの内容は含まれません。

  • C.HTTP_BODYコンテキスト変数の情報と、Mgreq.iniファイルでHTTPvarsエントリを有効にする方法は、ここここをクリックしてください。

  • WebリクエスタとSOAPサーバの配備に関する詳細は、ここをクリックしてください。

[コンポーネント設定: HTTP]ダイアログボックスには以下のフィールドがあります。

プロパティ

説明

サービス詳細

サービス名

[設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションで定義したサービスの名前。このフィールドは読み込み専用です。

HTTPトリガを外部アプリケーションから呼び出す場合、サービス名には#を付ける必要があります。

エンドポイント名

ドロップダウンリストからエンドポイントを選択します。エンドポイントは、[設定]ダイアログボックスのサービスセクションで作成されます。詳細は、ここをクリックしてください。

HTTPトリガを外部アプリケーションから呼び出す場合、エンドポイント名には#を付ける必要があります。

引数詳細

引数名

引数の名前は、[設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションで定義されています。このフィールドは読み込み専用です。

データタイプ

変数のデータ型は、[設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションで定義されています。このフィールドは読み込み専用です。

フォーマット

データタイプが保持する文字数

必須

この編集不可フィールドは、[エンドポイント]ダイアログボックスで[必須]チェックボックスにチェックを入れたかどうかに応じて、No/Yesが表示されます。詳細は、こちらを参照してください。

デフォルト値

この読み込み専用フィールドは、[エンドポイント]ダイアログボックスに入力されたデフォルト値を表示します。詳細は、ここをクリックしてください。

マッピング変数

引数はこのフィールドの変数選択ボックスで選択して、内部のMagic xpi変数にマッピングする必要があります。これらは外部のインターネットブラウザからMagic xpiに送られたパラメータであり、フローで使用されます。それぞれの必須な引数は変数にマッピングする必要があります。

をクリックして変数リストを開きます。必要な変数を選択し[選択]をクリックします。

追加詳細

戻値

表示用にインターネットブラウザーに戻されるBLOB変数です。これは有効なHTMLスクリプトのフォームになっています。

フィールドの右側にある をクリックし、変数リストを開き、値が返される変数を選択します。

式検証

トリガに対する制限を定義する式。をクリックして式エディタを開き、式を作成することができます。期待値の一覧がある場合、妥当性検査式を使用し、返された値が期待していたものかをチェックできます。例えば、ひとつのフィールドが成績の%値であった場合、値は0-100でのみ受け取ることができます。

妥当性検査式では全てのタイプの変数を使用することができます。これはフロー開始前に潜在的問題を特定することにより時間を節約することができます。妥当性確認に失敗すると処理は続行されません。

HTTPコンポーネントをトリガとして構成するには:

  1. HTTPを[設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションでサービスとして定義してください。詳細は、ここをクリックしてください。

  2. HTTPコンポーネントをフローのトリガエリアに配置し、[プロパティ]ペインを開きます。

  3. [設定]セクションで、ドロップダウンリストから必要なサービス名を選択してください。

  4. コンポーネントをダブルクリックするか、右クリックしコンテキストメニューから[構成]を選択してください。[コンポーネント設定: HTTP]ダイアログボックスを開くので適切な情報を入力します。.

妥当性検査式を作成し、フローをトリガする条件を作成することができます。詳細は、[妥当性検査式](上記)を参照してください。

  1. HTTPトリガの構成が終了したら[OK]をクリックして設定を保存しダイアログボックスを終了します。[取消]をクリックすると設定を保存せずにダイアログボックスを終了します。

HTTPトリガを使用して実行した場合に、戻されたHTTPヘッダをコントロールすることについてのビデオデモンストレーションを見るために、ここをクリックしてください。