Home > コンポーネント シリーズ > HTTP > HTTP - 設定 > HTTP - トリガの構文

HTTP - トリガの構文

HTTPトリガコンポーネントがリクエストを受信した場合、フローを起動します。このリクエストは特定の構文で書かれていなければなりません。構文は通常、スタティックとダイナミックの2つ部分からなります。

特定のトリガの呼び出しを容易にするために、Magic xpiは、サンプルHTMLページを作成します。このHTMLページは、My Documents\Magic\projects\<プロジェクト名>\<現在のプロジェクト>\Service\<サービス名> フォルダに保存されます。

このファイルをクリックすると以下のようなHTMLが表示されます。このHTMLページの外観は変更することができます。

[Value]カラムに必要な情報を入力してください。エンジンが実行していれば、[Call Magic xpi]をクリックすることができます。実行していなければ動作しません。

このHTMLページを作成したくない場合、サービスリポジトリの[エンドポイント]ダイアログボックスにある[サンプルHTMLの作成]チェックポックスのチェックを外してください。 

 

スタティック部分は、フローをトリガするために送信されるすべてのHTTPリクエストに関して同一です。このスタティック部分は、HTTPトリガコンポーネントの呼び出しに使用します。一方、ダイナミック部分は、Magic xpiのHTTPトリガにパラメータを渡す場合に使用します。渡したいパラメータの量およびタイプによって、HTTPリクエストのダイナミック部分の使用方法は決まります。.

 

正しい構文は:

http://<host>/<Magic xpi>/MgWebRequester.dll?appname=IFS<projectname>&prgname=HTTP&arguments=-A<ServiceName>%23<TriggerName>&<Parameter1Name>=<Parameter1Value>

HTTPリクエストのスタティック部分は以下のように書きこまれます:

http://<host>/<Magic xpi>/MgWebRequester.dll?appname=IFS<projectname>&prgname=HTTP

  • <host> は、Magic xpiサーバがインストールされているPCのホスト名になります。複数のMagic xpiサーバを使用中の場合は、HTTPコンポーネントと連携しているMagic xpiを搭載するコンピュータの名前にします。

  • <Magic xpi>:コンピュータに複数のMagic xpiサーバをインストールしている場合、このフローのためにどのMagic xpiを使用するかを指定する必要があります。デフォルトでは、2番目のインストールからは、Magic xpiに番号が付けられます(たとえば、Magic xpi_2)。したがって、Magic xpi_2を使用している場合、構文のこの部分もMagic xpi_2としなければなりません。

  • BLOBはサポートされていますがそれぞれのパラメータごとに一つのBLOBしか渡せません。

ダイナミック部分は次のように記述します。

&arguments=-A<ServiceName>%23<TriggerName>&<Parameter1Name>=<Parameter1Value>

  • &arguments=-A<ServiceName>は、パラメータを指定して呼び出されることを示しています。

  • 上の構文で、 %23 がURLエンコードプロセスに必要です。%23 はASCII文字の # を示します。

  • <TriggerName>は、呼び出すトリガの名前になります。これは、[HTTPトリガ構成]ダイアログボックスの[トリガ名]フィールドでHTTPトリガに付ける名前です。

  • ダイナミックセクションの2番目の部分は、パラメータを渡す引数の一覧です。それらはフロー、コンテキストまたはグローバル変数です。[HTTPトリガ構成]ダイアログボックスから使用したい引数を選択します。以下のように記述します。:

<Parameter1Name>=<Parameter1Value> Parameter1Nameが最初のパラメータの名前と変換され、 Parameter1Value がパラメータの値と変換されます。

  • 構文の後ろに複数のパラメータを列記するには以下のように記述します:

Parameter1Name=Parameter1value&Parameter2Name=Parameter2value