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リソース設定は、Magic xpiが、プロジェクト実行の間アクセスする必要がある外部システムを定義します。
[設定]ダイアログボックスの[リソース]セクションの目的は以下の通りです。
外部リソースを設定するために1つの場所を提供するには …… 電子メールの設定などの外部リソースは、プロジェクト内で異なるエリアで使用することができます。 それが使用される各インスタンス内で設定を定義する代わりに、[リソース]セクションは、1つの位置がリソースを設定することができます。
プロジェクトの外でリソースを設定する機能を提供するには …… 開発者がプロジェクトを開発する場合、実運用の環境に実装させるまで、テストを行うための開発環境を構築します。外部にリソースを設定することができれば、開発環境から運用環境へのよりスムーズな移行が可能になります。これは、プロジェクトを変更することなく、環境設定のみを行えばいいという有利な点があります。
以前に定義された環境設定を再利用する機能を提供する …… 複数のプロジェクトに対応する場合に、電子メールの設定など継続的に使用されるような様々なリソースがあります。毎回各プロジェクトのために、これらの設定を再定義する代わりに、以前に定義された設定を再利用し、このプロジェクトに関係する内容のみを変更する方が作業は簡単です。
Magic xpiは、MSMQやWebSphere、およびJMSに対するメッセージング機能とWeb Serviceなどの追加設定がいらないリソースタイプを提供します。これらのあらかじめ決められたリソースタイプに加え、ユーザは、コネクタビルダを使用して、追加のリソースタイプを定義することができます。
電子メールやMSMQなどの外部リソースにアクセスしているすべてのコンポーネントは、適切なリソースタイプにもとづいたリソース定義を含めなければなりません。コンポーネントは、それらの設定を内部に保存せず、リソースリポジトリ内のリソースを指し示しています。
既存のリソース名を変更すると、そのリソースを参照している全てのコンポーネントのリソース設定が失われます。これは、コンポーネントがリソース設定のためにリソース名を使用しているからです。これを修正するには、関連するコンポーネントの[コンポーネントプロパティ]ダイアログボックスを開いてください。[設定]タブを開き、[リソース名]プロパティのドロップダウンリストからリソースの新しい名前を選択してください。 |