Home > リファレンスガイド > プロジェクト > インポート/エクスポート

インポート/エクスポート

Magic xpiのインポート/エクスポートの機能は、プロジェクトのオブジェクトを簡単に保存したり、読み込んだりする便利な方法を提供します。エクスポート機能は、プロジェクトのオブジェクトを専用の.mgexpファイルに保存します。インポート機能は、以前に保存されたエクスポートファイルからオブジェクトを入力します。これで、1つのプロジェクトで開発されたオブジェクトが他のプロジェクトで共有して、再利用することが可能になります。

  • インポート/エクスポートの機能を使用する前に開いているプロジェクトを保存する必要があります。

  • 現在は、インポートできるのは、Magic xpiの同じバージョンのプロジェクトをエクスポートしたものだけです。

  • .mgexpファイルのデフォルト位置は、 <My Documents>\Magic\Templates\Exportsフォルダです。必要ならこの位置を変更することができます。

  • .インポート/エクスポートのセッションで発生するすべての処理または動作は、MagicXpi.Logファイルに記録されます(<Magic xpiのインストールフォルダ>\Studio\Log フォルダに作成されます)。

  • オブジェクトが入力された後、オブジェクトのドキュメントは送り先プロジェクトに保存されていないドキュメントとして自動的に開かれます。

  • バージョン管理を使用している場合は、インポート/エクスポートの機能を使用する前にプロジェクト全体を最新のバージョンにする必要があります。

以下で説明されているように、この機能の使用は、どのオブジェクトが出力/入力されるかによって、わずかに変わります。

以下のMagic xpi の部分に対して、インポート/エクスポートを実行することができます。

  • リソースとサービスは入力されません。リソースまたはサービスを入力したい場合は、[設定]ダイアログボックスで読み込む必要があります。追加情報は、次を参照してください:リソースとサービスのインポート。入力した項目が、更新したリソースまたはサービスを使用している場合、最初に更新されたリソースとサービスを入力することを推奨します。そうしないと、更新されたリソースとサービスへの参照は失われます。

  • オブジェクト参照はインポート処理によって行われます。参照オブジェクトが送り先プロジェクトに存在していない場合、参照は削除されます。例えば、一方のフローが、フロー呼出ステップを使用して、他を呼び出す2つのフローを含む1つのビジネスプロセスを持つことができます。フロー呼出ステップ含むフローをインポートし、呼び出されたフローが送り先プロジェクトに存在していない場合、インポート処理が実行された後で、フロー呼出ステップはどのフローも示さなくなります。このような例では、参照を維持するためにビジネスプロセス全体を入力する必要があります。

項目をエクスポートする

項目をエクスポートするには、それで右クリックし、[エクスポート]を選択してください。

項目をインポートする

項目をインポートするには、インポートする項目上で右クリックして[インポート]を選択します。例えば、ビジネスプロセスをインポートするには、ソリューションエクスプローラでプロジェクトを右クリックし、[インポート]を選択してください。

インポート処理中の競合を管理する

インポートされたオブジェクトが、プロジェクトに存在している変数を含んでいる場合、[インポート競合解決]ダイアログボックスが表示されます。ここでは、Magic xpi スタジオ内のどこで発生したかに基づいて、競合する変数がリストされ、インポート処理がどのようにこれらの競合を処理するべきかを定義することができます。

このダイアログボックスには、以下のプロパティがあります。

プロパティ

説明

名前

競合する変数の名前。フィールドは読み込み専用です。

既存を使用

このチェックボックスを選択すると、変数はインポートファイルからコピーされず、既存の変数が使用されます。変数の属性または長さが異なる場合、このチェックボックスは無効になります。

作成する

[既存を使用]チェックボックスがクリアになっている場合だけ、このフィールドは有効です。ここは、新しい変数名を定義することができるようになります。これを行うと、オリジナルの変数に対するエクスポート内のすべての参照は新しい名前に変換されます。これは式を含みます。

[継続]をクリックするとインポート処理は終了します。

Since version:

4.6