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[JSON]プロパティ

Magic xpiのデータマッパーは、JSONスキーマを使用して動作します。データマッパーは、JSONスキーマを構文解析し、すべてのデータタイプと制約によってその構造を表示します。実行時は、そのJSONスキーマに違反していないかJSONファイルを検証することができます。

[プロパティ]ペインには、以下のプロパティが含まれています:

プロパティ

説明

スキーマの名前を入力してください。

説明

スキーマの説明を入力してください。

JSONスキーマファイル

JSONスキーマのファイルのフルパス。をクリックして、必要なスキーマを選択してください。

送り元/送り先のタイプ

送り元の場合は、送り元がどこに位置しているかを指定します。送り先の場合は、送り先データがどこで保持されるかを指定します。

ドロップダウンリストから以下のどれかのオプションを選択してください:

  • File …… ファイルを選択すると、[ファイルパス]プロパティ(以下)に、ソースデータのJSONファイルまたは作成しているファイルの送り先の名前とパスが入力できますす。ファイルを位置付ける式または条件を作成するために式エディタを使用してください。これによりファイルの場所を動的に定義することができます。もし場所を固定して運用したい場合は、フィールドにフルパスを入力するか、あるいはファイルへのフルパスを格納した変数(フローコンテキスト、あるいはグローバル)を用意して、変数を式エディタから選択します。

  • Variable …… 作成したいデータを含むJSONファイルを保持する変数を選択してください。BLOBタイプの変数だけが有効です。

ファイルパス

[送り先タイプ]プロパティ(上記)でファイルを選択すると、 をクリックし式エディタを使用して、ファイルを位置付ける式または条件を作成します。

変数

[送り先タイプ]プロパティ(上記)で変数を選択すると、 をクリックして変数リストを開ます。変数を選択して[選択]をクリックします。

JSON検証

実行中、JSONファイルはデータマッパーによって作成されて、内部で検証されます。検証処理によって不整合が見つかると、エラーが発生します。このエラーは、C.sys.LastErrorInfoC.sys.ErrorDescriptionシステム変数に記録されます。

検証を実行したいかどうかを定義するには、ドロップダウンリストから以下のどれかを1つを選択してください:

  • No (デフォルト)

  • Yes

送り元JSONファイルの場合、JSON検証が開始され、JSONファイルが検証されれば、マッピングが実行されます。検証に失敗すると、マッピングは中止します。

送り先JSONファイルの場合、データマッパーはファイルを作成し、それから、検証が開始されます。検証に失敗すると、エラーが発生します。しかし、JSONファイルは削除されません。

JSONエンコーディング(送り先のみ)

送り先のJSONファイルとして使用したいエンコーディングのフォーマットを定義します。同じデータマッパーで異なるフォーマットエンコーディングを持つ複数の送り先を作成することができます。

ドロップダウンリストから以下のエンコーディングフォーマットのどれかを選択してください:

  • Unicode (UTF-8) (デフォルト)

  • Unicode (UTF-16)

  • ANSI

データフォーマット

をクリックして[デフォルトデータフォーマット]ダイアログボックスを開きます。ここで、特定のデータタイプが指定されると、Magic xpiで使用したいデフォルトを定義することができます。

常に時ノードを作成(送り先のみ)

マッピングされた送り元ノードが、空の値またはヌル値(送り先ノードがNull値をサポートしない時)の時でも、このプロパティはMagic xpiに、結果JSONファイルにマッピングされた送り先ノードを作成することを指示します。

このプロパティをNoに設定した場合、マッピングされた送り先ノードは作成されません。

この動作を無効にするために[計算値]を使用することができます。

ドロップダウンリストから以下のどれかを選択しでください:

  • Yes

  • No (デフォルト)

これは、単純な文字型ノードでのみ関連しています。

 

  • Magic xpiは、"not"という言葉を含むJSONスキーマ要素をサポートしません。

  • patternPropertiesは、現在JSONスキーマファイルではサポートされていません。

  • "format" という予約語がJSONスキーマの要素に設定された場合、その要素の値セットの検証が実行中に発生します 。

  • タプル配列における要素が連続した順序でマッピングされない場合、Magic xpiはマッピングされなかった要素のすべてをNull値に設定します。以前のMagic xpiはこの設定を行います。そして以下のように動作します。

  • マッピングされなかった要素がJSONスキーマに基づいて無効なタイプではない場合、マッピングをチェックするために、実行時にエラーが発生し警告を表示します。

  • マッピングされなかった要素がJSONスキーマに基づいて無効なタイプである場合、実行中にエラーは発生しません。このシナリオでは、JSONファイルが有効か無効かはわかりません。

Since version:

4.5