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ロックリソースユーティリティ

ロックリソースユーティリティをフローに追加するには:

  1. ロックリソースユーティリティを[ツールボックス]ペインからフローにドラッグしてください。

  2. [プロパティ]ペインで、以下の表で説明されるように情報を入力してください。

パラメータ

説明

一般

ステップ名

フローでのユーティリティの名前を入力してください。

説明

フローでのユーティリティの説明を入力してください(オプション)。

ステップID

フロー内のステップのIDを表示している読み込み専用フィールド。

コンポーネントID

自動的に生成された内部の識別番号。

コンポーネントタイプ

ステップタイプの名前を表示している読み込み専用フィールド。

条件

フローの実行内容を指定するための条件を入力してください。

をクリックして式エディタを開くか、コンポーネント上で右クリックし、コンテキストメニューから[条件]を選択することができます。

処理モード

ステップをリニア、パラレルあるいはスタンドアロンモードのいずれで実行するかを選択します。これはロックリソースユーティリティがフローの中の最初のステップでない場合のみ選択できます。

完了待ち

ステップを完了待ちモードで実行するかどうかを選択します。オプションは Yes または Noです。

ロックリソースユーティリティがリニアのステップで、それがフローにおいて最初のステップではない場合のみ有効です。

アドバンスド

セーブポイント

ステップがフロー内のセーブポイントである場合、Yesを選択します。これはフローの[リカバリポリシー]がセーブポイントに設定されている場合のみ有効になります。

コールロジックフロー

特定のステップの実行後に汎用ロジックを呼び出したい場合にこのオプションを使用することができます。このステップが実行されると、サーバが次のステップに進む前に、[プロー]プロパティで定義されたフローロジックが呼び出されます。

オプションはYesまたはNo (デフォルト)です。

  1. ロックリソースユーティリティをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[設定]を選択すると[ロック構成]ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスは、以下のフィールドがあります。

パラメータ

説明

ロック名

ロックユーティリティの名前を入力します。をクリックして式エディタを開き、名前を入力します。

常にブロック

同じスレッドの上で複数ロックか単一ロックを許可するかどうかを指定します。ドロップダウンリストからの以下のどちらかを選択します:

  • No (デフォルト)……リソースが同じスレッド内でロックされている場合、追加ロックは無視されてブロックされません。

  • Yes ……リソースが同じスレッド内でロックされていても、同じリソース上の追加ロックは無期限に待つか、タイムアウトになるまで待ちます。

どちらの場合も、ロック情報は、Speceのメモリに保存されます。

タイムアウト

重要なセクションをロックしようとするときの最大待ち時間(秒)を入力します。値が0の場合、タイムアウトの制限がないことを示します。

戻りコード

フィールドの右側にあるをクリックし、変数リストを開きます。リストから、ロックが成功したかどうかを示す戻り値が返る変数を選択します。以下の値が返ります。

  • 0 …… ロックが成功しました。

  • 1 …… 同じFSIDでロックされています。

  • 2 …… 別のFSIDによってロックされています。

  • 3 …… ロック中にエラーが発生しました。

  • 10 …… リソースは同じワーカによってロックされています。

  1. [OK]をクリックして[ロック構成]ダイアログボックスが閉じます。ロックリソースユーティリティがフローに表示されます。