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実行中に発生したエラーに関する情報は、いくつかのログファイルに、そして、いくつかの場所に記録されます。
Magic xpiは、ロギングのためにlog4jインフラを使用します。そして、ロギング設定は<Magic xpiのインストールフォルダ>\Runtime\java\classes\logback.xml ファイルに保存されます。logback.xmlファイルに定義されるログは、デフォルトでは<Magic xpiのインストールフォルダ>\Runtime\logs\java logs\javaフォルダに書き込まれます。. NETベースのコネクタは<Magic xpiのインストールフォルダ>\Runtime\Config\Log4net.configファイルを使用します。
Logsフォルダ
作成されるログファイル |
記録される情報 |
ログパスが設定される場所/ログファイルが使用可能な場所 |
debugger_error.log |
デバッガエラー |
log 環境変数 |
ifs.log |
サーバ動作 |
サーバログ位置 の設定 |
mgerror.log |
Magic xpaのコンポーネントエラーまたはデータマッパーを生成時のエラー |
logs > magic.ini > [MAGIC_ENV]GeneralErrorLog エントリ* |
migration_error.log |
マイグレーション処理のエラー。エラーがあるときだけ作成されます。 |
logs > migration.ini > [MAGIC_ENV]GeneralErrorLog エントリ* |
<project_name>_error.log |
特定のプロジェクトからのエラー。プロジェクトのエンジンによって発生したMagic xpaのエラーです。 |
各プロジェクトの logs > ifs.ini file > [MAGIC_ENV]GeneralErrorLog エントリ* |
mapper.log |
Magic xpiがデータベースを使用するデータマッパーのステップを実行するとき、実行時に発生したエラー。データベースに送られるSQL文に関する部分的な情報も提供します。ゲートウェイログが実際のステートメントを示すことに注意してください。 詳細情報は、Magic xpiサーバ用のゲートウェイログを作成するを参照してください。 |
[設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または .iniファイルでDebugMapper=Yを設定することで有効になります。 DebugMapper=YフラグをMagic.iniファイルに追加する前に、他のMagic xpi構成ファイルのどこにも含まれていないことを確認してください。フラグが構成ファイルのいくつかに含まれている場合、フラグは上書きされ、ファイルは作成されません。 |
sfdc_logs フォルダ |
SalesforceコネクタのReplicate Last Update メソッドで動作するとき、指定したIDが作成されたことを記録します。 |
|
SFDC_Debug.log |
Salesforce |
[設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugSFDCComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。 |
MDCRM_Debug.log |
Dynamics CRM |
[設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugMDCRMComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。 |
DynamicsAX_[PID].log |
Dynamics AX 2012 |
ログは、log4net.configファイル(<Magic xpiフォルダ>\config)に従って設定されます。 |
Sharepoint_Debug.log |
SharePoint |
[設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugSharepointComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。 |
Exchange_Debug.log |
Exchange |
[設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugExchangeComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。 |
HL7Debug.log |
HL7 |
[設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugHL7Component=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。 |
*このエントリを空白のままにすると、エラーログファイルは作成されません。このエントリの変更内容は、次のセッションから有効になります。
Logs/Java フォルダ
最初の3つのログのPIDは、ログを書き込んだプロセスのプロセスIDを表します。 |
作成されるログファイル |
記録される情報 |
ログパスが設定される場所/ログファイルが使用可能な場所 |
general_[PID].log |
サードパーティのプログラム |
logback.xml |
magicxpi_[PID].log |
プロセスユニットとSpaceサービスを含む Space |
logback.xml |
magicxpi-external_[PID].log |
Spaceの外のプログラム |
logback.xml |
stderror.log |
Javaクラスへのアクセス中に発生したエラー |
logback.xml |
stdout.log |
提供する出力メッセージ |
logback.xml |
mgxpicmdl.log |
GSAがコマンドラインで実行可能なMagic xpiを読み込もうとして発生した問題を含むコマンドライン。 |
logback.xml |
Javaベースのコンポーネントのログを有効にするには、logback.xmlを更新して、ログレベルを "off"から他のレベルに変更します。下記のロギング・レベルのセクションを参照してください。 |
||
exceptions.log |
プロジェクトで発生した例外 |
logback.xml |
root.log |
すべてのログファイルは、このファイルの設定を継承します。ここには、Magic xpiに特定の情報は含まれません。 |
logback.xml |
ftptrace_[PID].log |
FTPとDirectory ScannerのFTP動作 |
logback.xml |
enterprisedt_[PID].log |
FTPコネクタインフラ |
logback.xml |
ifc.scanner_[PID].log |
Directory Scanner・コンポーネント |
logback.xml |
ifc.email_[PID].log |
Eール・コンポーネント |
logback.xml |
ifc.googlecalendar_[PID].log |
Googleカレンダ・コンポーネント |
logback.xml |
ifc. googledrive_[PID].log |
Google ドライブコネクタ |
logback.xml |
ifc.google_[pid].log |
Google コネクタのインフラ |
logback.xml |
ifc.sapr3_[PID].log |
SAP ERPコネクタ |
logback.xmlまたは、ifs.iniファイルのDebugR3Component=Yの設定。 詳細情報は、SAP ERPコンポーネント用にログファイルを作成するを参照してください。 |
ifc.sapR3Trigger_[PID].log |
SAP ERPトリガコネクタ |
|
ifc.sugarcrm_[PID].log |
Sugar コネクタ |
logback.xml |
ifc.WEBSERVICECLIENT_[PID].log |
Web Services クライアント コネクタ |
logback.xml |
logback.xmlで追加することができる追加ログファイルがあります。ファイルを開いて、3つの<!-- other optional modules:--> タグを検索してください。 |
GigaSpaces\Logs フォルダ
作成されるログファイル |
記録される情報 |
ログパスが設定される場所/ログファイルが使用可能な場所 |
[Date~Time]-[GigaSpacesエントリ]-{コンピュータ名}-PID.log 例: 2013-10-07~14.07-gigaspaces-lus_5-DEBBIES-7-4400.log |
GigaSpacesインフラ。 {コンピュータ名}のないファイルは、無視されます。 |
|
Messaging フォルダ
作成されるログファイル |
記録される情報 |
ログパスが設定される場所/ログファイルが使用可能な場所 |
MG_message_err.log |
メッセージングコンポーネント |
MessagingErrorLogFile 環境変数 |
db\[データベース名] フォルダ
作成されるログファイル |
記録される情報 |
ログパスが設定される場所/ログファイルが使用可能な場所 |
[データベース名].log 例: mssql.log. |
指定データベース。手動でデータベースをインストールする場合に、このログファイルが定義されます。 |
|
SSJ\Log フォルダ
作成されるログファイル |
記録される情報 |
ログパスが設定される場所/ログファイルが使用可能な場所 |
errorEvents.log |
Systinet エラー |
SSJ\conf\log4j.config \log4j.appender.errorLog.File= |
logEvents.log |
Systinet イベント |
SSJ\conf\log4j.config \log4j.appender.eventLog.File= |
<Magic xpi ルート> フォルダ
作成されるログファイル |
記録される情報 |
ログパスが設定される場所/ログファイルが使用可能な場所 |
*.trc 例: JCO20121109_120458790.trc |
SAP ERPとSAP A1は、ログをトレースします。Magic.iniファイルのDebugTraceLevel=設定フラグを使用しているトレース機能を拡張することができます。 |
SAP ERPのリソースのSAPトレースの設定とSAP A1リソースのSSAPトレースの設定から有効にできます。デフォルトは、No です。 |
logback.xmlファイルでは、<level value="xxx"/> タグ内のロギングレベルの値を以下のように変更することができます。
all …… ロギングのすべてのレベルを有効にします。
trace …… デバッグレベルに追加する詳細情報を提供します。
debug …… 開発者がデバッグ目的でプロジェクト内で発生する事象の確認を支援します。
info …… プロジェクトの経過に関する情報を提供します。
warn …… 予期しないイベントに関する警告を提供します。
error …… 不安定な動作結果になる場合がある重大なエラーに関する情報を提供します。
fatal …… ログをアボートしているアプリケーションに関連する重大なエラーイベントに関する情報を提供します。
off …… ロギングのすべてのレベルを無効にします。
実行中に、ロギングレベルを変更することができます。プロジェクトを配備の際、これは特に役に立ちます。
デバッグセッション完了後、そして、アプリケーションの配備前にロギングをオフにすることを推奨します。ロギングは、プログラムのパフォーマンスを低下させます。 しかし、GigaSpacesログ(general_[PID].log、magicxpi_[PID].logとmagicxpi-external_[PID].log)に関連したコードのロギングの場合、ロギングレベルは、実行中に logback.xmlによって変更することができ、アプリケーションの再起動を必要としません。 |
追加されたアクティビティロギング機能
In さらに、例えば、Magic xpiスタジオは、いくつかのロギング機能を含んでいます。
ロギング関数 …… この関数は、動的にゲートウェイログを有効にしたり無効にしたりします。
ロギングプロパティ (コンポーネント内) …… アクティビティログに情報を書き込みます。
アクティビティログ …… アクティビティログは、実行フローに関する情報を提供します。