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Logging

プログラムによって動的にフィルタリングオプションの開始/停止を行うことが可能になります。実行した場合、即時に反映されます。また、Magic.iniファイルは更新されません。

構文:

Logging (論理 startstop, 文字 filter)

パラメータ:

Start/Stop……論理値。Trueの場合フィルタリングが有効になり、Falseにするとロギングは無効になります。例えば、Oracleフィルタが開発時に設定されたても、Falseの場合はロギングは行われません。Start/StopパラメータがFalseに設定された場合、DBMSパラメータは、特別な情報を出力しません。例:Loging('False'LOG,'DB2/400')

Filer……フィルタオプションを定義する文字列。有効な値は以下の通りです。

  • LogSynch

  • ExecutionLogFileName=(ファイル名)

  • Btrieve= (N, D, S, or C)

  • Pervasive= (N, D, S, or C)

  • DB2/400= (N, D, S, or C)

  • ORACLE= (N, D, S, or C)

  • AS/400= (N, D, S, or C)

  • DB2= (N, D, S, or C)

  • ODBC= (N, D, S, or C)

  • MicrosoftSQLServer = (N, D, S, or C)

  • Memory= (N, D, S, or C)

  • MySQL= (N, D, S, or C)

  • ALL

  • RESET

戻り値:

論理値……処理が成功した場合、Trueが返ります。失敗した場合、Falseが返ります。

例:

Logging('FALSE'LOG, 'ALL') …… 全てのロギング処理を行います。

Logging('TRUE'LOG, 'RESET') …… Magic.iniに設定されたロギング設定値を無効にします。

Logging('TRUE'LOG, 'ORACLE=D') …… Oracleのロギングレベルを「開発者」に設定します。

Logging('TRUE'LOG,'MicrosoftSQLServer=C') …… 次のデータマッパーのステップにおいて、レコードをMS-SQL Serverデータベースに挿入し、実行中に、<ProjectName>_error.logが、%log%ディレクトリに作成され、顧客ロギングレベルで挿入処理によって更新されます。

注意事項:

フィルタの指定内容が正しくないか空白の場合、Falseが返ります。

外部のログファイルが設定されず、デバッグモードが設定されない場合、Falseが返ります。

外部のログファイルが、ExecutionLogFileNameを使用して定義され、ファイルが作成できない場合は、Falseが返ります。メッセージは、mgerror.logファイルに書き込まれます。

Start/StopのパラメータがFalseと評価され、DBMSパラメータがD、S、Cのどれかと評価された場合(例:'False','ODBC=D')、ゲートウェイは、Nに設定されます。

Start/StopのパラメータがTrueと評価され、DBMSパラメータがNと評価された場合(例:'True','ODBC=D')、ゲートウェイオプションは無視され、関数はFalseを返します。

関数は、すべての実行コンテキストに影響します。

設定値は、現在のMagic xpiサーバのインスタンスに対してのみ有効になります。

Filterが'ALL'と設定され、Start/StopのパラメータがFalseと評価された場合、すべての値はFalseに設定されます。

Filterが'ALL'と設定され、Start/StopのパラメータがTrueと評価された場合、ゲートウェイ以外の全ての値はTrueに設定されます。

RESETは、INIの値をすべてリセットするために使用されます。RESETが指定され、Start/StopのパラメータがTrueと評価された場合、すべての値はリセットされます。RESETが指定され、Start/StopのパラメータがFalseと評価された場合、内容は無視され、関数はFalseを返します。

関連項目:

動的なゲートウェイログを作成するには