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Magic xpiのログ構成

 

Magic xpiは、さまざまなコンポーネントでロギングを構成するためのログバックフレームワークを実装しています。この構成により、モジュールをログに簡単に含めたり除外したりでき、特別な注意が必要なコンポーネントのログレベルを柔軟に設定できます。

以前のlog4j.xmlとは異なり、新しいログバックメカニズムは、コネクタごとに個別の構成ファイルを作成し、それらのファイルは<Magic xpi のインストールフォルダ>\Runtime\Java\classesフォルダーにあります。これらの個々のファイルを変更すると、それぞれのコネクタ用の設定が変更されます。たとえば、Directory Scannerのログ設定を変更するには、<Magic xpi installation>\Runtime\Java\classes\dirscanner.logback.xmlファイルを開いて、以前log4jで設定していたように同様の設定を行います。

ユーザーは、ログファイルで複数の構成を行うことができます。 いくつかの例を以下に示します。

  • ログファイルに加えられた変更はすべてログバックフレームワークによってスキャンされ、構成の変更が見つかるとすぐに適用され、サーバーを再起動することなくリアルタイムで有効になります。

  • 重大なシステムアラートが発生したときにシステムの一時停止、停止、停止状態に関連するログを確認するには、.xpiserver.logback.xmlログファイル内の名前がcom.magicsoftware.xpi.server.spacebridgeのログレベルをINFOからDEBUGに変更します。このファイルは、<Magic xpi のインストールフォルダ>\Runtime\Java\classesフォルダーにあります。

更新されたエントリは次のようになります:

<logger name="com.magicsoftware.xpi.server.spacebridge" additivity="false" level="DEBUG">

    <appender-ref ref="gigaspaces-appender" />

</logger>

  • ServiceMaxコンポーネントのログは、Salesforceコンポーネントのlogback.xml構成ファイル(salesforce.connector.logback.xml)を使用して構成できます。

  • D365Finance Operationsのログは、d365.connector.logback.xmlを使用して構成できます。 詳細なログについては、odatacore.connector.logback.xmlで適切なログ構成を有効にしてください。

(Since version: 4.13)

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