Home > トラブルシューティング > ツール > ログコレクター

ログコレクター

 

ログは、アプリケーションのトラブルシューティングで重要な役割を果たします。 これらは、展開期間中のアプリケーションの実行状況を可視化するのに役立ちます。 Magic xpiランタイムには、Magic xpiランタイム、GigaSpaces、さまざまなコンポーネントなど、パーツごとに複数のログファイルがあります。

顧客のプロジェクトに問題がある場合、サポートチームは、問題のトラブルシューティングと根本原因分析を行うために、これらすべてのログファイルを必要とします。

ログコレクターは、リモートでのトラブルシューティングに必要なファイルを収集するために設計されたツールです。 ログファイルの他に、このツールには、ダンプファイル、構成ファイル、スクリプト、およびトラブルシューティングに役立つその他のファイルも含まれています。また、ライセンスの使用状況データも収集します。 このツールには、license.dat、datasource.xml、ApplicationsList.xmlも含まれます。 データは、mgxpiDataAnalytics.scriptとmgxpiDataAnalytics.logという2つのファイルの一部として収集されます。

すべての必要なファイルを取得するために、ツールは各クラスターノードで実行する必要があります。

Windows OSでの動作

このツールは、次のフォルダで実行してください。

<Magic xpi インストールフォルダ>\Tools\LogsCollector.

ツールを実行するには、コマンドプロンプトを開き、LogsCollectorフォルダーにあるバッチファイルlogs_collector.batを実行します。

正常に実行されると、zipファイルが対象のフォルダに生成されます。 出力されたzipファイルの名前は、logs-<hostname>.zipになります。

(Since version:4.13)

カスタムログコレクターの構成

収集されるログは、Magic xpi インストールフォルダ\ Tools\LogsCollector\フォルダーの下にあるlogs.propertiesファイルで構成できます。

ユーザーは、新しい外部ログファイルエントリをデフォルトのファイルリストに追加したり、このファイルから不要なものを削除したりできます。

新しいファイルをリストに追加するときは、ファイル名の前に2つのドット(..)を使用して相対パスを指定するか、ファイルへの絶対パスを指定します。

ユーティリティは、追加構成のために次の2つの引数をサポートします。:

1.カスタム プロパティ ファイル

ユーザーは、引数 fileまたは fを使用して、デフォルトのlogs.propertiesの代わりにカスタムのプロパティファイルを提供することができます。

例:

logs_collector.bat --file c:\logslogscollector.properties

logs_collector.bat --f c:c:\logslogscollector.properties

 LogsCollector フォルダ内に logs.properties ファイルを含めるか、引数 fileを提指定ることが必須です。

デフォルトでは、logs.properties ファイルは LogsCollector フォルダに提供されます。独自のカスタムログコレクターのプロパティファイルを定義して、同じ場所に配置することができます。

2.ログコレクションのカスタムエイジ

引数 age または a を使用することにより、収集するログファイルの経過時間を定義することができます。経過時間を設定すること、ユーザーはログファイルを収集する期間を設定できます。値が指定されていない場合、デフォルトは5日に設定されます。

例:

logs_collector.bat --age 10d

logs_collector.bat --a 12h

時間は、d(日)、h(時間)、およびm(分)の形式で設定します。

(Since version:4.13.1)