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[MAGIC_JAVA]

フラグ

説明

JAVA_HOME=

Java Development Kitフォルダを指定します。これは、OSのJAVA_HOME環境変数を上書きします。

JVM_PATH=

JVM.dllファイルのパスを指定します。この設定が使用されると、JVM.dllファイルはOSによって定義されたフォルダではなく、このパスから読み込まれます。

JVM_PATHで設定された値に.dllの拡張子が付いていない場合、Magic xpiが、Windowsのサーチパスによって、JVMを検索したパスに値を挿入します  (http://msdn.microsoft.com/en-us/library/7d83bc18(VS.71).aspx)。でなければ、Magic xpiは、指定されたdllファイルを動的に読み込みます。

CLASSPATH=

追加クラスを位置づけるためのパス。この設定が使用されると、OSのclasspathの先頭に追加されます。

JVM_ARGS=

Java仮想マシンに送ることができる追加パラメータ。ここでは、Magic xpiサーバが読み込まれた時に使用するメモリサイズを設定することができます。このフラグは、Java仮想マシン(JVM)に渡される引数が含まれています。

  • -Xms引数は、最初のメモリサイズをJVMに設定します。これは、Magic xpiサーバが起動されると、JVMがすぐにこの量のメモリを割り当てることを意味します。プログラムが最初から大量のヒープメモリーを消費する場合に有益です。

  • -Xmx引数は、JVMが割り当てることができる最大メモリサイズを定義します。低い値を指定した場合、パフォーマンスの低下を引き起こしたり、out-of-memoryエラーが発生する場合もあります。

Magic xpiサーバのインストール処理によって、これらの引数が以下のように設定されます。

JVM_ARGS=-Xms256m -Xmx256m

Magic xpiサーバの2つのインスタンスがある場合、各インスタンスは256MBのメモリ(総数で、512MB)を使用します。ほとんどの場合、Magic xpiのデフォルト値で十分です。