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MSMQ - メソッド

以下のメソッドは、ダイレクトアクセスメソッドを用いてMSMQコンポーネントを構成する場合に使用されます。

次の表では、使用できるメソッドおよびパラメータを一覧にしています。太字表示のパラメータは必須です。

メソッド

パラメータ

説明

Quick Send

キューを開き、MSMQプロトコルを使用してメッセージを送信し、キューを閉じます。

キュー名

開くメッセージングキューの名前を示す文字列を入力します。

パブリックアクセスのキューGUID、またはプライベートアクセスのキュー番号を入力できます。

データ

[データタイプ]パラメータで選択されたフォーマットでメッセージデータを入力します。式を定義して、実行時にBLOBをビルドすることもできます。

有効な式を入力するには、カラムの右側の をクリックして、式エディタを開きます。

データタイプ

ドロップダウンリストから以下のデータタイプのうちの1つを選択します。

  • 文字

  • 数値

  • 日付

  • 論理

  • BLOB

データタイプ

小数点の前と後の位置に必要な数値を入力してください。[データタイプ]が数値の場合のみ、このパラメータが必要です。

トランザクションモード

このメッセージのトランザクションモードをドロップダウンリストから選択します。

  • なし …… このメッセージはトランザクションではなく、トランザクションキューで送られません。

  • 単一メッセージトランザクション …… このメッセージはトランザクションキューを使用して単体で送られます。シングルメッセージはトランザクションとしてラップされます。シングルメッセージトランザクションはトランザクションキューに送られ、シングルメッセージの一回限りの配信(EOD)のリクエストに使用することができます。

  • 定義済みトランザクション内 …… このメッセージはトランザクションキューを使用して定義済みトランザクションの一部として送られます。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

相関ID

この属性はMSMQコンポーネントに特定の相関IDに基づく特定のメッセージを送らせることを可能にする識別子です。これは受信アプリケーションにどのメッセージを読むか指示します。

をクリックし、受信アプリケーションが受信メッセージを並べ替えたり読んだりできる相関IDを入力します。

メッセージID

これはメッセージのメッセージID属性を定義する識別子です。

をクリックして必要なメッセージIDを選択します。

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Quick Get

キューを開き、MSMQプロトコルを使用してメッセージを受信し、キューを閉じます。

キュー名

開くメッセージングキューの名前を示す文字列を入力します。

パブリックアクセスのキューGUID、またはプライベートアクセスのキュー番号を入力できます。

タイムアウト

フロー内の次のステップに移行する前に、コンポーネントがメッセージを受信するのを待つ時間(ミリ秒単位)を入力します。-1を入力すると、フロー内の次のステップに移行する前にメッセージを受信するまでコンポーネントは待機し続けます。

書式

小数点の前と後の位置に必要な数値を入力してください。[データタイプ]が数値の場合のみ、このパラメータが必要です。

メッセージ識別子

メッセージのIDを示す番号を入力します。メッセージがキューに送られた場合、システムはすべてのデータをスキャンし、正しいAppSpecificプロパティでそのメッセージを検索します。

ルックアップID

このパラメータは特定のメッセージを読む場合にのみ使用します。

トランザクションモード

このメッセージのトランザクションモードをドロップダウンリストから選択します。

  • なし …… このメッセージはトランザクションではなく、トランザクションキューで送られません。

  • 単一メッセージトランザクション …… このメッセージはトランザクションキューを使用して単体で送られます。シングルメッセージはトランザクションとしてラップされます。シングルメッセージトランザクションはトランザクションキューに送られ、シングルメッセージの一回限りの配信(EOD)のリクエストに使用することができます。

  • 定義済みトランザクション内 …… このメッセージはトランザクションキューを使用して定義済みトランザクションの一部として送られます。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

相関ID

この属性はMSMQコンポーネントに特定のメッセージを受信することを可能にする識別子です。相関IDを In と設定されると、ここに割り当てられている相関IDが符合した場合のみメッセージがメッセージキューから読まれます。

をクリックし、受信アプリケーションが受信メッセージを並べ替えたり読んだりできる相関IDを選択します。

メッセージID

これはメッセージのメッセージID属性を定義する識別子です。

をクリックして必要なメッセージIDを選択します。

データ

[データタイプ]プロパティで選択されたフォーマットのメッセージデータを返す場所を入力します。

データタイプ

受信したメッセージのデータタイプを受け付ける変数を入力します。

をクリックし、変数リストを開きます。

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Open

MSMQサーバでメッセージを送受信するキューを開きます。.

キュー名

開くメッセージングキューの名前を示す文字列を入力します。

パブリックアクセスのキューGUID、またはプライベートアクセスのキュー番号を入力できます。

アクセス

ドロップダウンメニューからキューのメッセージに利用可能なアクセスのタイプを選択します。

  • Read …… これによって、ユーザはプロパティとキューのセキュリティ記述子のみを照会することができます。

  • Write …… これによって、ユーザはメッセージをキューに送信できます。

共有

ドロップダウンリストから以下のうちの1つを選択します。

  • Availabled …… 他のユーザが、[アクセス]パラメータに示されるアクセスのタイプに従って、キューのメッセージにアクセスできることを示します。

  • Exclusive …… 他のユーザは、キューのメッセージにアクセスできないことを示します。

キューハンドル

キューハンドルを表す数値を返します。

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Close

MSMQサーバ上のキューを閉じます。

キューハンドル

Openメソッドでキューハンドルとして返された数値を入力します。

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Send

MSMQプロトコルを使用してメッセージを送信します。

キューハンドル

Openメソッドでキューハンドルとして返された数値を入力します。

データ

[データタイプ]パラメータで選択されたフォーマットでメッセージデータを入力します。式を定義して、実行時にBLOBをビルドすることもできます。

有効な式を入力するには、カラムの右側の をクリックして、式エディタを開きます。

データタイプ 

ドロップダウンリストから以下のデータタイプのうちの1つを選択します。

  • 文字

  • 数値

  • 日付

  • 論理

  • BLOB

書式

小数点の前と後の位置に必要な数値を入力してください。[データタイプ]が数値の場合のみ、このパラメータが必要です。

トランザクションモード

このメッセージのトランザクションモードをドロップダウンリストから選択します。

  • なし …… このメッセージはトランザクションではなく、トランザクションキューで送られません。

  • 単一メッセージトランザクション …… このメッセージはトランザクションキューを使用して単体で送られます。シングルメッセージはトランザクションとしてラップされます。シングルメッセージトランザクションはトランザクションキューに送られ、シングルメッセージの一回限りの配信(EOD)のリクエストに使用することができます。

  • 定義済みトランザクション内 …… このメッセージはトランザクションキューを使用して定義済みトランザクションの一部として送られます。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

相関ID

この属性はMSMQコンポーネントに特定のメッセージを受信することを可能にする識別子です。相関IDを In と設定されると、ここに割り当てられている相関IDが符合した場合のみメッセージがメッセージキューから読まれます。

をクリックし、受信アプリケーションが受信メッセージを並べ替えたり読んだりできる相関IDを選択します。

メッセージID

これはメッセージのメッセージID属性を定義する識別子です。

をクリックして必要なメッセージIDを選択します。 

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Get

MSMQプロトコルを使用してメッセージを受信します。

キューハンドル

Openメソッドでキューハンドルとして返された数値を入力します。

タイムアウト

フロー内の次のステップに移行する前に、コンポーネントがメッセージを受信するのを待つ時間(ミリ秒単位)を入力します。-1を入力すると、フロー内の次のステップに移行する前にメッセージを受信するまでコンポーネントは待機し続けます。

書式

小数点の前と後の位置に必要な数値を入力してください。[データタイプ]が数値の場合のみ、このパラメータが必要です。

メッセージ識別子

メッセージのIDを示す番号を入力します。メッセージがキューに送られた場合、システムはすべてのデータをスキャンし、正しいAppSpecificプロパティでそのメッセージを検索します。

ルックアップID

このパラメータは特定のメッセージを読む場合にのみ使用します。

トランザクションモード

このメッセージのトランザクションモードをドロップダウンリストから選択します。

  • なし …… このメッセージはトランザクションではなく、トランザクションキューで送られません。

  • 単一メッセージトランザクション …… このメッセージはトランザクションキューを使用して単体で送られます。シングルメッセージはトランザクションとしてラップされます。シングルメッセージトランザクションはトランザクションキューに送られ、シングルメッセージの一回限りの配信(EOD)のリクエストに使用することができます。

  • 定義済みトランザクション内 …… このメッセージはトランザクションキューを使用して定義済みトランザクションの一部として送られます。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

相関ID

この属性はMSMQコンポーネントに特定のメッセージを受信することを可能にする識別子です。相関IDを In と設定されると、ここに割り当てられている相関IDが符合した場合のみメッセージがメッセージキューから読まれます。

をクリックし、受信アプリケーションが受信メッセージを並べ替えたり読んだりできる相関IDを選択します。

データ

[データタイプ]プロパティで選択されたフォーマットのメッセージデータを返す場所を入力します。

カラムの右側のをクリックして[値]カラムを開き、変数リストから位置を選択します。

データタイプ

受信したメッセージのデータタイプを使用して変数を入力します。

メッセージID

これはメッセージのメッセージID属性を定義する識別子です。

をクリックして必要なメッセージIDを選択します。 

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Advanced Send

キューを開き、MSMQプロトコルを使用してメッセージを送信し、キュー設定を準備します。

キューハンドル

Openメソッドでキューハンドルとして返された数値を入力します。

データ

[データタイプ]パラメータで選択されたフォーマットでメッセージデータを入力します。式を定義して、実行時にBLOBをビルドすることもできます。

有効な式を入力するには、カラムの右側の をクリックして、式エディタを開きます。

データタイプ 

ドロップダウンリストから以下のデータタイプのうちの1つを選択します。

  • 文字

  • 数値

  • 日付

  • 論理

  • BLOB

書式

小数点の前と後の位置に必要な数値を入力してください。[データタイプ]が数値の場合のみ、このパラメータが必要です。

検証

使用したい通知タイプをドロップダウンリストから選択します。

  • Full Reach Queue …… 実際のメッセージがキューに届いている場合、肯定的な通知が送られます。一方、キュー到着タイマーの設定時間が終了している場合、または実際のメッセージが検証されていない場合には、否定的な通知が送られます。

  • Not Acknowledge Reach Queue …… 実際のメッセージがキューに届かない場合には、否定的な通知が送られます。キュー到着タイマーの設定時間が終了している場合、または実際のメッセージが検証されていない場合に、このようなことが発生します。

  • Full Receive …… キュー到着タイマーの設定時間が終了する前に、実際のメッセージを受信した場合には、肯定的な通知が送られ、そうでない場合は、否定的な通知が送られます。

  • Not Acknowledge Receive …… キュー到着タイマーの設定時間が終了する前に、実際のメッセージをキューから受信するのを妨げるエラーが発生した場合、否定的な通知が送られます。

  • None …… 通知メッセージが送信されません。

管理パス

通知メッセージが送信される管理キューを入力します。

アプリ固有

数字を入力して、1つの整数値やアプリケーションが定義したメッセージクラス、といったアプリケーションが生成した情報を指定します。受信するアプリケーションは、同じアプリケーションの特定の情報を使用して、すべてのメッセージに関してキューを検索することができます。

配信

次のうちの1つを入力して、メッセージデリバリーメソッドを指定します。

  • 回復可能 …… メッセージはルーチンおよび配信時には、ディスクに書かれます。そのため、エクスプレスメッセージの使用よりも配信速度は遅くなります。しかし、メッセージがキューに残っている間にエラーが発生したり、コンピュータが停止したりした場合、メッセージは回復可能であり、理想的です(ラップトップ コンピュータ上のモバイル クライアントなどにとっては、特にそうである)。

  • エクスプレス …… メッセージはルーチンおよび配信時には、RAMメモリに格納されます。動作速度は非常に速いが、メッセージが渡されるコンピュータが故障した場合、メッセージの回復は不可能です。たとえば、メッセージ キューイング サービスが中断すれば、エクスプレス メッセージは消えてしまいます。

拡張

メッセージに関連し、アプリケーションが定義した追加の情報を表す数字を入力します。

ジャーナル

ドロップダウンリストから以下のどれか1つを選択し、メッセージのコピーをキューに保存する方法を指定します。

  • Journal …… 肯定的な元ジャーナルが要求されます。別のコンピュータへのメッセージの配信が成功した場合、メッセージのコピーが元のコンピュータ上のコンピュータジャーナルに保存されます。ただし、コピーは、失敗した場合に適用されるデッド レターキューには保存されません。

  • Dead-letter …… 否定的なソースジャーナルが要求されます。メッセージは、失敗した場合に適用されるデッドレターキューに保管されますが、成功時にはコピーはコンピュータジャーナルに保存されません。

  • Journal/Dead-Letter …… 肯定と否定のソース ジャーナルが要求されます。メッセージのコピーは成功時には、コンピュータジャーナルに保存され、失敗時には適用のデッドレターキューに保存されます。

  • None …… ソースキューイングは無効であり、メッセージは保存されません。

ラベル

メッセージにラベルを付けるため、テキストを入力します。たとえば、メッセージに「Magic xpi」というラベルを付けます。

キューに到着する最大時間

メッセージが指定されたキューに到着するまでの最大待機時間(秒単位)を入力します。メッセージが指定した最大時間にキューに到着しない場合、そのメッセージは[ジャーナル]パラメータに従って廃棄されます。

最大受信時間

メッセージが指定されたキューから受信するまでの最大待機時間(秒単位)を入力します。その時間には、キューに入る時間、およびキュー内で待機する時間も含まれます。

優先順

メッセージの優先順位を表す数値。01から7まで指定できます。デフォルトは、3です。

トランザクションモード

このメッセージのトランザクションモードをドロップダウンリストから選択します。

  • なし …… このメッセージはトランザクションではなく、トランザクションキューで送られません。

  • 単一メッセージトランザクション …… このメッセージはトランザクションキューを使用して単体で送られます。シングルメッセージはトランザクションとしてラップされます。シングルメッセージトランザクションはトランザクションキューに送られ、シングルメッセージの一回限りの配信(EOD)のリクエストに使用することができます。

  • 定義済みトランザクション内 …… このメッセージはトランザクションキューを使用して定義済みトランザクションの一部として送られます。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

相関ID

この属性はMSMQコンポーネントに特定のメッセージを受信することを可能にする識別子です。相関IDを In と設定されると、ここに割り当てられている相関IDが符合した場合のみメッセージがメッセージキューから読まれます。

をクリックし、受信アプリケーションが受信メッセージを並べ替えたり読んだりできる相関IDを選択します。

メッセージID

これはメッセージのメッセージID属性を定義する識別子です。

をクリックして必要なメッセージIDを選択します。 

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Advanced Quick Send

キューを開き、MSMQプロトコルを使用してメッセージを送信し、キューを閉じます。

キュー名

開くメッセージングキューの名前を示す文字列を入力します。

パブリックアクセスのキューGUID、またはプライベートアクセスのキュー番号を入力できます。

データ

[データタイプ]パラメータで選択されたフォーマットでメッセージデータを入力します。式を定義して、実行時にBLOBをビルドすることもできます。

有効な式を入力するには、カラムの右側の をクリックして、式エディタを開きます。

データタイプ

ドロップダウンリストから以下のデータタイプのうちの1つを選択します。

  • 文字

  • 数値

  • 日付

  • 論理

  • BLOB

書式

小数点の前と後の位置に必要な数値を入力してください。[データタイプ]が数値の場合のみ、このパラメータが必要です。

検証

使用したい通知タイプをドロップダウンリストから選択します。

  • Full Reach Queue …… 実際のメッセージがキューに届いている場合、肯定的な通知が送られます。一方、キュー到着タイマーの設定時間が終了している場合、または実際のメッセージが検証されていない場合には、否定的な通知が送られます。

  • Not Acknowledge Reach Queue …… 実際のメッセージがキューに届かない場合には、否定的な通知が送られます。キュー到着タイマーの設定時間が終了している場合、または実際のメッセージが検証されていない場合に、このようなことが発生します。

  • Full Receive …… キュー到着タイマーの設定時間が終了する前に、実際のメッセージを受信した場合には、肯定的な通知が送られ、そうでない場合は、否定的な通知が送られます。

  • Not Acknowledge Receive …… キュー到着タイマーの設定時間が終了する前に、実際のメッセージをキューから受信するのを妨げるエラーが発生した場合、否定的な通知が送られます。

  • None …… 通知メッセージが送信されません。

管理パス

通知メッセージが送信される管理キューを入力します。

アプリ固有

数字を入力して、1つの整数値やアプリケーションが定義したメッセージクラス、といったアプリケーションが生成した情報を指定します。受信するアプリケーションは、同じアプリケーションの特定の情報を使用して、すべてのメッセージに関してキューを検索することができます。

配信

次のうちの1つを入力して、メッセージデリバリーメソッドを指定します。

  • 回復可能 …… メッセージはルーチンおよび配信時には、ディスクに書かれます。そのため、エクスプレスメッセージの使用よりも配信速度は遅くなります。しかし、メッセージがキューに残っている間にエラーが発生したり、コンピュータが停止したりした場合、メッセージは回復可能であり、理想的です(ラップトップ コンピュータ上のモバイル クライアントなどにとっては、特にそうである)。

  • エクスプレス …… メッセージはルーチンおよび配信時には、RAMメモリに格納されます。動作速度は非常に速いが、メッセージが渡されるコンピュータが故障した場合、メッセージの回復は不可能です。たとえば、メッセージ キューイング サービスが中断すれば、エクスプレス メッセージは消えてしまいます。

拡張

メッセージに関連し、アプリケーションが定義した追加の情報を表す数字を入力します。

ジャーナル

ドロップダウンリストから以下のどれか1つを選択し、メッセージのコピーをキューに保存する方法を指定します。

  • Journal …… 肯定的な元ジャーナルが要求されます。別のコンピュータへのメッセージの配信が成功した場合、メッセージのコピーが元のコンピュータ上のコンピュータジャーナルに保存されます。ただし、コピーは、失敗した場合に適用されるデッド レターキューには保存されません。

  • Dead-letter …… 否定的なソースジャーナルが要求されます。メッセージは、失敗した場合に適用されるデッドレターキューに保管されますが、成功時にはコピーはコンピュータジャーナルに保存されません。

  • Journal/Dead-Letter …… 肯定と否定のソース ジャーナルが要求されます。メッセージのコピーは成功時には、コンピュータジャーナルに保存され、失敗時には適用のデッドレターキューに保存されます。

  • None …… ソースキューイングは無効であり、メッセージは保存されません。

ラベル

メッセージにラベルを付けるため、テキストを入力します。たとえば、メッセージに「Magic xpi」というラベルを付けます。

キューに到着する最大時間

メッセージが指定されたキューに到着するまでの最大待機時間(秒単位)を入力します。メッセージが指定した最大時間にキューに到着しない場合、そのメッセージは[ジャーナル]パラメータに従って廃棄されます。

最大受信時間

メッセージが指定されたキューから受信するまでの最大待機時間(秒単位)を入力します。その時間には、キューに入る時間、およびキュー内で待機する時間も含まれます。

トランザクションモード

このメッセージのトランザクションモードをドロップダウンリストから選択します。

  • なし …… このメッセージはトランザクションではなく、トランザクションキューで送られません。

  • 単一メッセージトランザクション …… このメッセージはトランザクションキューを使用して単体で送られます。シングルメッセージはトランザクションとしてラップされます。シングルメッセージトランザクションはトランザクションキューに送られ、シングルメッセージの一回限りの配信(EOD)のリクエストに使用することができます。

  • 定義済みトランザクション内 …… このメッセージはトランザクションキューを使用して定義済みトランザクションの一部として送られます。

優先順位

[トランザクションモード](上記)でなしが設定された時だけ、このパラメータは有効です。メッセージの優先順位を表す数値。01から7まで指定できます。デフォルトは、0です。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

相関ID

この属性はMSMQコンポーネントに特定のメッセージを受信することを可能にする識別子です。相関IDを In と設定されると、ここに割り当てられている相関IDが符合した場合のみメッセージがメッセージキューから読まれます。

をクリックし、受信アプリケーションが受信メッセージを並べ替えたり読んだりできる相関IDを選択します。

メッセージID

これはメッセージのメッセージID属性を定義する識別子です。

をクリックして必要なメッセージIDを選択します。 

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Begin Transaction

トランザクションの開始を指定します。後ろの、トランザクションモードを含むメッセージはトランザクションの一部です。トランザクションモードはそれがトランザクションの一部であり、このメソッドに割り当てられた同じトランザクション処理番号であることを示しています。

トランザクションタイプ

トランザクションのタイプをドロップダウンリストから選択します。

  • 内部 MSMQ …… MSMQトランザクションキューを使用してデフォルトサーバ経由で送られます。

  • Microsoft Transactional Server …… Microsoft Transactional Server (MTS)を使用して送られます。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドがトランザクションの開始を示す為に起動されるときに、それぞれのメッセージメソッド(SendやGet)で送られる数値。

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Commit

開いたトランザクションをコミットします。これ以降のトランザクションは、新しいBegin Transactionメソッドで開始しなくてはなりません。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Rollback

トランザクション内のいずれかのメッセージが失敗した場合、メッセージトランザクションをアボートしトランザクションの開始状態に戻します。以降のトランザクションは新しいトランザクションで開始しなくてはなりません。

トランザクションハンドル

Begin Transactionメソッドにより返された数値。

エラーコード

このパラメータは、エラーが発生した場合、対応するエラーコードとともに返されます。 をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Magic xpi のOSサービスがローカルなシステムアカウントで実行している場合、キューにメッセージを書き込むことができるだけです。メッセージは読み込めません。サービスユーザーアカウントをドメインユーザーアカウントと取り替えることによってこの制限を限界を無効にすることができます。

関連トピック:

ダイレクトアクセスメソッドの使い方