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Magic.iniファイルには、Magic xpiの変数構成情報がすべて含まれています。Magic xpiを起動するには、Magic.iniファイルを<Magic xpi のインストールフォルダ>\Runtime\Magic xpaフォルダに置く必要があります。必要な構成のほとんどはMagic xpiを通じて直接行われ、Magic.iniファイルは自動的に更新されます。
Magic.iniファイルは、Magic xpiが起動された時に毎回読み込まれ、変更された設定内容が有効になります。
Magic.iniファイルは、フリー形式のテキストファイルであり、外部テキストエディタを使用して編集できます。Magic.iniファイルは複数のセクションに分かれています。それぞれのセクションには、更に関連する設定が含まれています。Magic.iniファイルの一部セクションは、Magic xpiにより使用され、また一部はユーザ情報を含んでいます。Magic.ini内のセクションは以下の通りです:
[MAGIC_ENV] |
[MAGIC_ENV] グローバルな環境パラメータ。詳細は、ここをクリックしてください。 |
[MAGIC_SERVERS] |
インストール済みのアプリケーションで利用可能なリモートサーバの一覧。[DBMS]テーブルの情報がこのセクションに含まれています。 |
[MAGIC_COMMS] |
Magic xpiコミュニケーションドライバーの一覧です。 |
[MAGIC_DBMS] |
Magic xpiによりサポートされているDBMSの一覧です。 |
[MAGIC_DATABASES] |
Magic xpiによりサポートされている全てのデータベースの一覧です。 |
[MAGIC_LOGICAL_NAMES] |
環境変数値リポジトリです。 |
[MAGIC_PRINTERS] |
プリンタ情報です。 |
[MAGIC_SERVICES] |
サーバ別の利用可能なMagic xpiプロジェクトの一覧です。 |
[MAGIC_GATEWAYS] |
Magic xpiゲートウェイの一覧です。 |
[MAGIC_JAVA] |
Magic xpiサーバがJavaを利用する場合に必要な情報。詳細はここをクリックしてください。 |
[MAGIC_LOGGING] |
Magic xpiのロギング設定。 |
[TOOLS_MENU] |
ユーザ定義開発メニューを定義します。 |
[MAGIC_BUILDERS] |
Magic xpiビルダの設定。 |
[MAGIC_IBOLT] |
Magic xpi の設定。詳細はここをクリックしてください。 |
[MAGICXPI_GS] |
Magic xpi 4.x の設定。詳細はここをクリックしてください。 |
Magic.iniファイルのユーザセクションには、格納したい任意の情報を入力することができます。一般的な使い方は以下の通りです:
プロジェクトが生成する中間値を格納します。様々なファイルやプログラムの最終処理行(例えば:最後に処理された顧客)をデータベースを煩わせずに格納する等です。
グローバル変数のストレージ。これらは、プロジェクト内の異なるプログラムで共有する値です。
Magic.iniファイルアクセス時は並行処理コントロールが効きません。複数ユーザ環境で複数のユーザに共用される場合は、読み取りのみの運用をしてください。共用されているMagic.iniファイルを複数のユーザが上書きした場合、他のユーザによる更新の上書き等が起きてしまいます。
Magic.iniファイルを変更する場合は、慎重に行ってください。 |