Home > コンセプトペーパ > 開発手法 > Magic xpiプロジェクトの保守
アクティビティログテーブル
Magic xpiモニタには、実行プロジェクトのオンラインのビューがあります。Magic xpiモニタは、全てのレコードを格納するIFS_ACTLOGと呼ばれるテーブルに基づいています。
統合プロジェクトは、1日中多くのプロセスを管理するため、モニタテーブルが非常に大きくなります。一方で、エラーポイントや性能問題などを分析しようとする時に、モニタ情報が極めて役立ちます。従って、モニタテーブルの管理手続を検討する必要があります。
管理手続は、以下の項目にもとづきます。
モニタテーブルの手動消去
事前に定義された時間帯にモニタテーブルを消去する自動タスクを実行させます。例:先週のメッセージを消去する。スケジューラによって動作し、関連するWHERE句を使用してこのテーブルから削除する専門のフローを使用することで、簡単にこのタスクを実装することができます。
ifs.iniファイル内の以下のフラグを使用することで、データベースに集められるデータ量を減らすことができます。
[MAGIC_IBOLT]DisableActivityLog = N
このフラグの値がYに設定されると、アクティビティログが無効になります。どのアクティビティログのデータもデータベースに書き込まれず、どのメッセージもモニタに表示されません。
[MAGIC_IBOLT]MonitorLogLevel =* All
このフラグの値は、以下のどれかになります。カンマ区切りで複数設定することができます。
User …… ユーザ定義のメッセージだけを記録し表示します。
Error …… エラーを表示し、エラーコンポーネントを呼び出します。
Exec …… サーバの起動やフローの実行開始などの実行関連のメッセージを表示します。このスイッチには、エラーとユーザメッセージが含まれています。
Service …… ODSやロック、およびPSSなどのサービス関連のメッセージを表示します。
All …… すべてのメッセージを表示します。(フラグが存在していない場合、デフォルトになります。)
None …… メッセージを表示しません。
このフラグに複数の値が定義する場合、(上記のように)= の後にアスタリスク(*)を入力してください。 |
[MAGIC_IBOLT]MonitorMode = Activity
このフラグは、以下の3つのオプションから1つを設定してください。
Activity …… モニタはアクティビティログを表示しますが、統計表示を行いません。
Statistic …… モニタは統計を表示しますが、アクティビティログは表示されません。
Both …… モニタは、統計とアクティビティログの両方を表示します。
[MAGIC_IBOLT]ActivityLogSynchronizationMode = Async
このフラグは、アクティビティログの処理方法を指定します。
Async (デフォルト) …… 1つのスレッドですべてのアクティビティを記録します。このオプションを選択した場合、Magic xpiサーバはシングルスレッドでアクティビティのバッチ待ち、入力します。この設定では、システムのスピードと性能を向上させます。
Sync …… 各スレッドが個別にアクティビティを記録します。このオプションを選択した場合、Magic xpiサーバは、処理を実行した同じスレッドでリアルタイムにアクティビティを記録します。ただし、プロジェクトの読み込みとアクティビティとの釣り合いを取る必要があります。
さらに、Actlog_Write_Settings.xmlとActlog_Display_Settings_<user>.xmlファイルはアクティビティログメッセージを格納します。 |