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.NET Utility - 設定

フローに.NET Utilityを追加するには:

  1. .NET Utilityを[ツールボックス]ペインからフローにをドラッグしてください。

  2. [プロパティ]ペインで、以下の表で説明されるように、情報を入力してください。

パラメータ

説明

一般

ステップ名

フローでのユーティリティの名前を入力してください。

説明

フローでのユーティリティの説明を入力してください(オプション)。

ステップID

フロー内のステップのIDを表示している読み込み専用フィールド。

コンポーネントID

自動的に生成された内部の識別番号。

コンポーネントタイプ

ステップタイプの名前を表示している読み込み専用フィールド。

条件

フローの実行内容を指定するための条件を入力してください。

をクリックして式エディタを開くか、コンポーネント上で右クリックし、コンテキストメニューから[条件]を選択することができます。

処理モード

ステップをリニア、パラレルあるいはスタンドアロンモードのいずれで実行するかを選択します。これは.NET ユーティリティがフローの中の最初のステップでない場合のみ選択できます。

.NET Utilityがフローにおいて最初のステップではない場合のみ有効です。

完了待ち

ステップを完了待ちモードで実行するかどうかを選択します。オプションは Yes または Noです。

.NET Utilityがリニアのステップで、それがフローにおいて最初のステップではない場合のみ有効です。

拡張

セーブポイント

ステップがフロー内のセーブポイントである場合、Yesを選択します。

これはフローの[リカバリポリシー]がセーブポイントに設定されている場合のみ有効になります。

コールロジックフロー

特定のステップの実行後に汎用ロジックを呼び出したい場合にこのオプションを使用することができます。このステップが実行されると、サーバが次のステップに進む前に、[プロー]プロパティで定義されたフローロジックが呼び出されます。

オプションはYesまたはNo (デフォルト)です。

  1. .NET Utilityをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[構成]を選択すると[.NET構成]ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスは、以下のフィールドがあります。

パラメータ

説明

コンポーネント名

.NET Utilityに付加した名前

言語コード

.NETフレームワーク作成時に使用した言語を選択します。C#またはVB.NETが選択できます。

  1. [OK]をクリックします。[.NET構成]ダイアログボックスが閉じます。.NET Utilityがフローに表示されます。

データコンバータリポジトリで、リフレッシュコンバージョン ユーティリティで使用しているエントリを編集もしくは削除しようとした場合、確認メッセージが表示されます。

[.NET構成]ダイアログボックスには、以下のボタンもあります。

ボタン

説明

生成

ユーザによって提供された名前を持つ.NETクラスを作成します。

構成

.NETのClass Configメソッドを呼び出します。Magic xpi V2.5で作成されたものを含めた、既存のMagic xpi.NETクラスを呼び出すために.NET Utilityを使用することができます。これを行うには、Projectsフォルダ内にComponentフォルダを作成し、.NET Utilityをフローエディタ内にドラッグし、.NETクラス名と言語によってユーティリティを設定する必要があります。.NETクラスは、コンポーネント名で指定された位置付に格納されます。[設定]ボタンをクリックすると、Class Configメソッドが呼び出されます。

編集

既存の.NET Utilityを編集します。

 

  • V2.5以降の.NET SDKコンポーネントは、現在のMagic xpiバージョンの.NET Utilityに自動的に移行されます。コンポーネント名は、移行されたプロジェクトから引き継がれて、.NET Utilityの適切なフィールドで使用されます。

  • Magic xpiが.NETとBLOBの間で変換する方法は、Magic xpi の定義済みのコンテキストBLOB変数を使用する場合と異なり、ユーザ定義のBLOBデータ変数を使用して動作します。このため、.NET Utilityを使用する場合は、BLOB内容を送受信するためにユーザ定義の変数(たとえば、F.Blb)を利用することが推奨されます。

.NET Utilityアイコンのカスタマイズ

Magic xpiは、.NET Utilityアイコンをカスタマイズすることができます。これには、いくつかの利点があります。たとえば、指定された.NET Utilityをフローで目立たたせることができます。または、同じフロー内での複数の.NET Utilityのインスタンスを簡単に区別することができます。

  • .gifフォーマットのアイコンのみサポートされます。

  • 新しいアイコンは、Magic xpiモニタでも表示されます。

  • プロジェクトを印刷すると、新しいアイコンが使用されます。

.NET Utilityのアイコンをカスタマイズするには、以下の手順に従ってください:

  1. .NET Utilityの設定/作成を行ってください。新しい.NET Utilityを作成すると、<Magic xpiインストレーション>\projectsw\<プロジェクト名>\<現在のプロジェクト>のフォルダが自動的に作成されます。新しい<.NET Utility>フォルダには、.gifフォーマットのデフォルトアイコンが含まれます。そして、.NET Utilityの名前が付けられます。

  2. デフォルトアイコンの代わりに独自のアイコンイメージを使用する場合は、デフォルトアイコンと同じ名前に、ファイル名を変更してください。

  3. <.NET Utility>フォルダに、デフォルトアイコンの.gifファイルを新しいアイコンファイルで置き換えてください。

  4. 必要に応じて、他の.NET Utilityの作成手順で同じ方法を繰り返してください。

  5. 次回、フローを開くと、新しいアイコンが表示されます。