Notes DB

Notes DB コネクタは、IBM Lotus Notes データベースへ接続を提供します。

Notes DB コネクタを使用してローカルアクセス（リモートアクセスがNoの時）を行うには、Lotus Notes Client VR5かそれ以上がインストールされている必要があります。また以下の情報を把握している必要があります。

Notes DB コネクタを使用する前に以下のことを行なう必要があります。

Windowsの環境変数 CLASSPATH にNotes.jar ファイルへのフルパス（例：D:\lotus\notes\Notes.jar）を入力します。この.jar ファイルはLotus Notes クライアントインストールフォルダにあります。
Windowsの環境変数 PATHに Lotus Notes DLLのフォルダへのフルパスを入力します。

Notes DBサーバにSSLでリモートアクセスする前に、以下の処理を行う必要があります。

Lotus NotesサーバからMagic xpiサーバへNCSO.jarファイルをコピーし、Magic.ini内のクラスパスを追加するか、Magic xpiのJava/libディレクトリに配置します。
このjarは、Dominoサーバマシンの以下のフォルダ上にあります。c:\lotus\domino\data\domino\java\NCSO.jar
IBM の仕様に従ってリモートアクセスができるようにNotes DBサーバを設定してください。

コネクタを使用することで利用可能なデータベースを参照したり、クエリ、追加、更新や削除などの処理をフォームやビューを通して行うことができます。グローバルなクエリを実行することもできます。

Notes DB コネクタは、Lotus Notesのカスタムデータベースを扱うことができます。標準のLotus Notes データベースで作業をするには、Domino コンポーネントを使用することをお勧めします。
64ビットのMagic xpiセットアップでは、互換性のある64ビットのLotus Notesクライアントが使用できないため、リモートアクセスの値が[いいえ]に設定されているNotes DBコンポーネントのメソッドは機能しません。
このコンポーネントは、全てのプラットフォームでサポートされているわけではありません。詳細は、ここを参照してください。
Notes DBコネクタにローカルでアクセスする前に、Magic xpiのjava / libディレクトリにNCSO.jarファイルがないことを確認してください。同様に、Notes DBサーバーにリモートでアクセスする前に、Magic xpiのjava / libディレクトリにNotes.jarファイルがないことを確認してください。両方の.jarファイルを同時にディレクトリに置くと、実行時に問題が発生する可能性があります。