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ODS リポジトリ

ODSエントリを作成するには、ODSリポジトリを使用します。ODSエントリはユーザキーと同じです。各エントリは、データもしくはデータの配列を格納できます。ほとんどの場合、ODSエントリを最初に作成し、その後データを取り扱うためにフローを設定します。ODSデータについての詳細に関しては、Operational Data Storage (ODS)を参照してください。

ODSエントリはODSリポジトリで作成します。ODSリポジトリは全ての固定のODSエントリ名と説明を管理し、データマッパFlow Dataユーティリティを使用してODSデータを管理するときに使用されるODSエントリを選択できるようにします。

ODSエントリをリポジトリに追加するには:

  1. ソリューションエクスプローラの[リポジトリ]セクションで、[ODS]をダブルクリックして[ODSリポジトリ]を開きます。SHIFT+F6を押下することで[ODSリポジトリ]を開くこともできます。

  2. [新規]をクリックして新しいエントリを作成します。新規をクリックすると次の行が有効になります。

  3. 以下の情報をリポジトリのカラムに入力します。

プロパティ

説明

名前

ODSデータの名前を入力します。これはユーザキーです。名前には最高30桁の文字を含めることができます。名前には、以下の文字を含めることができません: [スペース] ~ ` ! @ # , % ^ & * - = + ( ) { } [ ] | " ? / \  < >  ;  または複数のドット(.)。

説明

データの使用目的がわかるような説明を入力します。これはオプションです。

スコープ

ドロップダウンリストから以下の1つを選択してください。

  • グローバル (デフォルト) …… フロー間のデータを保存します。すべてのフローはデータを検索することができます。

  • ローカル …… 同じフロー内の並行ステップによる使用のための特定のフローのためにデータをODSデータベースに保存します。特定のフローが完了したら、データはODSから消去されます。

  1. 情報の入力が終了したら、[OK]をクリックしリポジトリを閉じデータを保存します。

  2. エントリーを削除する場合は、リポジトリ内のトピックを選択し[削除]をクリックすることでリポジトリからトピックが削除されます。エントリを削除する前に、プロジェクト内の別の場所で使用されていないことを確認してください。リファレンス検索ユーティリティを実行することでこれを行うことができます。

  • ODSリポジトリで定義したODSのスコープを変更した場合、ODSがデータマッパーで送り先タイプとして使用されていると変更は反映されません。例えば、ODS1というグローバルODSを定義し、そのスコープをローカルに変更した場合、プロジェクト実行時にはローカルODSではなくグローバルODSが生成されます。

  • 重複した名前でODSリポジトリに追加することはできません。また、[名前]フィールドを空白のままにすることはできません。

  • ODS変数には接頭辞としてOという文字が自動的に追加されます。 Since version: 4.5

  • 無効なエントリが使用された場合、Magic xpiはエラーアイコンを表示します。ツールティップにはエラーの説明が表示されます。 Since version: 4.5