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インストール後の設定手順

Windowsサービスユーザの設定

全てのアプリケーションサーバで、[コントロールパネル/管理ツール]内の[サービス]を開き、プロジェクトで必要するすべてのリソースにアクセスすることができる十分な権利を持つ、サービスユーザをMagic xpaの管理者ユーザに変更します。このユーザには、共有されたプロジェクトフォルダに対して読込及び書込の権利がなければなりません。

内部データベースの設定

最初のもの(セットアッププログラムによって、すでにこのプロパティを設定した)を除いたすべてのアプリケーションサーバで、最初にインストールされたサーバと一致するように、<Magic xpiのインストールフォルダ>\Runtiem\config\datasource.xmlファイルを修正してください。

サーバライセンスのインストール

Magic xpaは、実行するためのライセンスを必要とします。

  1. 購入後に受け取ったライセンスファイルをコピーして、それを全てのサーバ、または、共有フォルダにコピーしてください。

  2. 3つのすべてのサーバで、[MAGIC_ENV]LicenseFileのエントリが共有されたライセンスファイルを指定するようにMAGIC.INIファイルを修正してください。.
    例: LicenseFile =\\10.1.1.6\licenses\License.dat

  3. プロジェクトのifs.iniファイルが製品ライセンス(すなわちWindowsの場合、[MAGIC_ENV]LicenseName = IBPRSRVI)として設定されていることを確認してください。

ライセンスファイルは、クラスタ内の一つのホスト上で動作している必要があり、このホストは1つのMagic xpiエンジンを起動する必要があります。このエンジンによってライセンスがSpaceにロードされたら、クラスタ上の他のエンジンでも使用するることができます。

複数のネットワークカードを設定(オプション)

アプリケーションサーバに複数のネットワークカード(NIC)が設定されている場合、以下のようにMagic xpi4.xサーバで特定のNICを使用するように設定してください。

  1. NICに割り当てられたIPアドレスまたは、NICの名前を保持するために<Magic xpi のインストールフォルダ>\Runtime\GigaSpaces-xpi\bin\magicxpi-setenv.batファイル内のNIC_ADDRの値を変更してしてください。例:NIC_ADDR=10.1.1.11、またはNIC_ADDR="#eth0:ip#"("eth0"は、NICの名前)。.

ヒント:

 <Magic xpiインストールフォルダ>\Runtime\GigaSpaces-xpi\bin\platform-info.bat -verbose のスクリプトを実行し、[Network Interfaces Information]セクションのIPアドレスか名前、または<Magic xpiインストールフォルダ>\Runtime\GigaSpaces-xpa\logs フォルダ内に作成される GSAログの一つを見ることでNICのIPアドレスや名前を確認することができます。.

Network Interfaces Information と呼ばれるセクションを捜してください。

  1. NIC_ADDRの値をMagic.iniファイルの[jvm_args]セクションに次のように追加してください。-Djava.rmi.server.hostname=<NICの IP アドレス>

ホスト名またはIPアドレスは、引用符で囲まないでください。