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プロジェクトフォルダの位置
すべてのアプリケーションサーバでアクセス可能な共有フォルダにMagic xpiプロジェクトを配備することを推奨します。共有フォルダは、障害ポイントの一つになある可能性がありますが、今日のストレージシステムによって、このタイプのリソースは、通常はそれ自身が高い冗長性を持っています。
プロジェクトの配備
プロジェクトの配備は、開発/運用の各環境で明示された共有フォルダの位置に各プロジェクトのフォルダをコピーする作業を伴います。外部リソース(データベースやエンタープライズシステムなど)との接続を持つプロジェクトのために、関連したサーバ接続や証明書を持つ[設定]ダイアログボックスの[リソース]または[サービス]の各セクションを使用して、構成を編集する必要があるかもしれません。
プロジェクトの自動起動の設定
Magic xpiサービスがMagic Spaceを配備する時に、自動的にプロジェクトとサーバを開始するようにMagic xpiに指示するprojectsStartup.xmlと呼ばれるファイルを作成することができます。
projectsStartup.xmlファイルの構造は、各プロジェクトの配下に作成される start.xmlの構造と同じです。
configフォルダにある start.xmlファイルまたはprojectsStartup.xml.exampleファイルのコピーを作成してください。
必要な修正を行い、それをprojectsStartup.xmlと名付け、configフォルダに保存してください。
グリッドの開始手順は以下の通りです。
グリッドサービスエージェント(GSA)は、グリッドの一部である各アプリケーションサーバ上のサービスとして開始されます。一緒にすべてのアプリケーションサーバを接続するために、グリッドサービスエージェントは中心的なグリッドインフラストラクチャーを開始します。
正常位起動されたGSAの1つは、Magic Spaceを配備します。このMagic Spaceは、グリッドにまたがって共有されるすべてのMagic xpa関連のオブジェクトを含んでいます。
同じGSAはまた、各サーバのためにServerDataオブジェクトを作成するように、Magic Space 内にprojectsStartup.xconfig 情報を配備します。これによって、プロジェクトが自動的に開始することができるようになります。
Magic xpiエンジンを起動するために、GSAはSpaceからコマンドを受け取ります。これは、配備と自動起動処理の一部としてSpaceで作成されたServerDataオブジェクトのリストに基づきます。
展開される各プロジェクトに対して、起動される最初のMagic xpiサーバは、プロジェクトが開始することができるようにMagic Space内のプロジェクトのメタデータオブジェクトを開始することに責任があります。
projectsStartup.xmlファイルの例
Demo1と呼ばれるサンプルプロジェクトの起動設定を定義するprojectsStartup.xmlファイルのサンプルを参照する場合は、ここをクリックしてください。
このサンプルファイルは、以下の設定を行います。
プロジェクトの共有フォルダは、\\10.1.1.6\projects.
プロジェクトフォルダは、\\10.1.1.6\projects\Demo1.
各アプリケーションサーバは、1つのサーバプロセス/インスタンスを開始します。
APP1、5つのワーカを開始し、すべてのトリガ、自動起動、およびスケジューラを実行します。
APP2は、どのようなトリガも読み込まず、どのような自動起動フローも実行せず、そしてスケジューラを実行せずに3つのワーカを開始します。
APP3 APP3は、トリガによって5つのワーカを開始しますが、自動起動またはスケジューラはありません。
各アプリケーションサーバは、2つの他のアプリケーションサーバを示すようにalternateHostsプロパティを設定します。これは、ホストの1つが利用できない場合、このホストで実行するように定義されたサーバが他の定義されたホストの1つで実行できるようにするためです。
共有されたプロジェクトフォルダは、ProjectsDirPath属性を使用して設定されます。すべてのアプリケーションサーバで同じフォルダを定義するか、各サーバがローカルなプロジェクトフォルダにアクセスできるようにしてください。
各トリガがエンジンの間で、トリガをどこで実行し分割するかを定義することもできます。 Since version: 4.1 |
Magic モニタにGigaSpacesの設定を行う
Magic モニタは、runwebmonitor.batファイル(<Magic xpiインストールフォルダ>\Runtime\RTView\magicmonitor フォルダにあります)に定義された設定を使用して、Spaceを位置付けます。
プロジェクトは、コマンドラインで開始することができます。コマンドラインからプロジェクトを開始するには。
プロジェクトのフォルダで[開始]リンクを開いてください。
右クリックして[プロパティ]オプションを選択してください。
[ターゲット]フィールドを見つけてください。フィールド内のテキストはこのように表示されるはずです。
"D:\Magic
xpi\Magic xpi 4 GS 11_12\MgxpiCmdl.bat" start-servers -startup-config-file
"D:\Magic
xpi\Magic xpi 4 GS 11_12\projects\Project1\start.xml"
-Space-name "MAGIC_SPACE"
-group "Magicxpi-4.0.0_AVIW-7-LP" -locators ""
このパスは、プロジェクト配下の特定の start.xmlファイルを示しています。複数のプロジェクトを読み込むことができるように、異なるstart.xmlファイルを読み込むようにパスを変更してください。
OKをクリックしてください。
異なる名前で同じプロジェクトを実行する
プロジェクトファイルの名前を変更してコピーする古い方法は廃止されました。Since version: 4.5
Studioメニューの[別名で保存]のみがサポートされます。この方法でないと、プロジェクトが破損する可能性があります。
Since version: 4.1