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プロジェクト構造

このトピックでは、どのようにMagic xpiプロジェクトが作られるのか、どのような要素を組み合わせて効率的なプロジェクトを構築するかを説明しています。

ビジネスプロセス

最初にプロジェクトをビルドする際に考慮すべきことは、全体像のシナリオです。要するに、プロジェクト全体がどのように見え、動作するかを理解することで、プロジェクトの設計プロセスの間、とても役に立つツールといえます。

ビジネスプロセスは、ビジネスプロセスビューで作成します。しかしこれは、統合プロジェクトをMagic xpiを使用して作成する為、必ずしも必要ではありません。

フロー

フローは、作成されたビジネスプロセスを実行可能なステップとして構成します。フローとプロセスの関係は柔軟です。別な言い方をすれば、一つのフローは一つもしくは複数のプロセスを構成でき、また一つのプロセスが複数のフローから構成されることもあります。詳細については、こちらをクリックしてください。

  • プロジェクトには少なくとも1つのビジネスプロセスと1つのフローが必要です。

  • それらを削除しようとする前に、フローと変数が他のフローで使用されていないことを確かめてください。リファレンス検索ユーティリティを使用して確認することができます。

コンポーネント

コンポーネントは、フロー内でインテグレーション機能として使用されます。コンポーネントは接続、互換、変換、処理といった機能を持つことができます。Magic xpiには、即利用可能なコンポーネントの集まりが含まれています。さらに、コネクタビルダーを使用して独自のコンポーネントを開発することもできます。詳細については、こちらをクリックしてください。

ユーティリティ

ユーティリティは、プロジェクトに関するより多くのコントロールを提供するビルドブロックです。これらは、プロジェクトを作成する間に実行する動作を定義するために使用されます。Magic xpiの主要なユーティリティはデータマッパーです。詳細は、ここをクリックしてください。

ステップ

ステップは、フロー内のコンポーネントもしくはユーティリティのインスタンスです。各フローには、フローロジックを実装する一つもしくは複数のステップで構成されています。

リソース

リソースとは、プロジェクト実行時にMagic xpiがアクセスしなければならない外部システムのことです。これらのシステムは、[設定]ダイアログボックスの[リソース]セクションで定義されます。[リソース]セクションは、実際のプロジェクトの外部からプロジェクトのリソースを管理することができます。詳細については、こちらをクリックしてください。

サービス

サービスとは、フローがどのように外部のシステムから起動できるようにするかを設定できるようにするために公開されている機能です。これらの公開されているサービスを[設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションで管理、定義することができます。詳細については、こちらを参照してください。

コンテキスト

コンテキストとは、フローの共有メモリ環境とそれによって呼び出される全てのリニアなフローのことです。コンテキストにはフロー開始時に初期化される共有コンテキスト変数が含まれ、最初のフローが終了するまでそのフローそしてそのリニアなフローから利用することができます。