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SAPB1 - メソッド

SAPB1コンポーネントをメソッドを使用して構成するには:

  1. SAPB1コネクタをフローにドラッグしてください。これを行うと、コネクタのための[プロパティ]ペインが開きます。

  2. [プロパティ]ペインで、メソッドのインタフェースを選択してください。

  3. コネクタをダブルクリックするか、右クリックしコンテキストメニューから[構成]を選択してください。[SAPB1構成]ダイアログボックスが開きます。これは、使用したいオブジェクトのタイプを選択することができる準備用のダイアログボックスです。ここには、以下のフィールドが含まれています。

名前

説明

接続

リソース名

この読み込み専用フィールドは、SAPB1リソースまたは[設定]ダイアログボックスの[リソース]セクションで定義され、このコネクタのために選択された動的なリソースの名前が表示されます。 

オブジェクト

オブジェクトタイプ

ドロップダウンリストから以下のオブジェクトタイプを選択してください。

  • None

  • データオブジェクト …… をクリックしてデータオブジェクトリストを開き、必用なオブジェクトを選択します。

  • ユーザテーブル …… をクリックしてユーザテーブルリストを開き、必用なユーザテーブルを選択します。このオプションので有効なメソッドは、Query、Add、Update、およびDeleteです。

XML出力タイプ

データオブジェクトを選択した場合のみ利用できます。ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択し、トランザクションで使用されるXML出力タイプを入力します。

  • AllNodes

  • ValidNodesOnly

  • NodesAsProperties

  • ExportImportMode

デフォルトは、ExportImportModeで、フィールドの読み込み/書き込みのみサポートします。

 

[XSDのリフレッシュ]をクリックして現在のオブジェクトのスキーマを更新することができます。データオブジェクトを選択する時のみこれが有効です。

  1. [OK]をクリックして[ダイレクトアクセスメソッド: SAPB1]ダイアログボックスが開きます。ここでメソッドインタフェースのパラメータを定義することができます。

  2. [追加]をクリックして新しいメソッドを追加します。利用できるメソッドは上記の[SAPB1構成]ダイアログボックスで選択されたオブジェクトタイプに依存します。SAPB1では、以下のダイレクトアクセスメソッドを利用できます。

  • 特定のオブジェクトを選択すると、そのオブジェクトに適切なメソッドのみが[ダイレクトアクセスメソッド構成]ダイアログボックスに表示されます。

  • ユーザテーブルシステム内で追加または更新の処理をを行う間、SAPB1アプリケーションで保持されるフィールド「例えば、Object, UserSign, Series, Period, Transfered, CreateDate, CreateTime または DataSource」は、ユーザによって更新できません。

以下の表は利用できるメソッドとパラメータの一覧です。太字 のパラメータは必須です。

名前

パラメータ

説明

Add

SAP Buisness One データオブジェクトにXML(シングルレコード)を追加します。

セッションを保持

ドロップダウンリストからYesまたはNoを選択して操作終了後にSAP Business One データベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定します。

XML ソース

ソース元XMLの場所を入力します。

XMLソースはBLOBタイプフォーマットで格納されたXML形式である必要があります。

新規オブジェクトキー

SAPB1に新しいオブジェクトを追加すると新しいオブジェクトキーが作成されます。いくつかのオブジェクトでは、SAPB1はこのキーを内部的に指定します。これは新しいオブジェクトを照会したり更新する際オブジェクトキーがない場合に問題になります。をクリックしてSAPB1に最後に追加されたキーを保持する文字変数を選択します。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Cancel

SAP Business Oneオブジェクトインスタンスをキャンセルします。

セッションを保持

ドロップダウンリストからYesまたはNoを選択して操作終了後にSAP Business One データベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定します。

オブジェクトキー

このパラメータの実際の名前は上記で選択したオブジェクトタイプによって決まります。

をクリックして式エディタを開きます。式エディタを使用して必要な情報を入力できます。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Close

SAP Business One オブジェクトインスタンスを閉じます。

セッションを保持

ドロップダウンリストからYesまたはNoを選択して操作終了後にSAP Business One データベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定します。

オブジェクトキー

このパラメータの実際の名前は上記で選択したオブジェクトタイプによって決まります。

をクリックして式エディタを開きます。式エディタを使用して必要な情報を入力できます。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Commit

SAP Business One コミットオペレーションを呼び出します。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Delete

SAP Business Oneオブジェクトインスタンスを削除します。

セッションを保持

ドロップダウンリストからYesまたはNoを選択して操作終了後にSAP Business One データベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定します。

オブジェクトキー

このパラメータの実際の名前は上記で選択したオブジェクトタイプによって決まります。

をクリックして式エディタを開きます。式エディタを使用して必要な情報を入力できます。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Delete Document Line

ドキュメントの特定の行を削除することができます。

接続名

接続名(エイリアス)を入力してください。接続は、[コンポーネント接続]ダイアログボックス内で作成されます。以下のどれかを行うことで接続を選択することができます。

  •  をクリックしてに式エディタを開きます。このステップで使用したい接続を位置付ける式または条件を入力します。これによって、ステップのために動的な接続を定義することができます。

  • フィールドに定義された接続の名前を入力してください。これによって、常にこのステップで使用される接続を作成します。

セッションを保持

ドロップダウンリストからYesまたはNoを選択して操作終了後にSAP Business One データベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定します。

データオブジェクト

ドロップダウンリストから、処理を実行するSAP Business Oneのデータオブジェクトを選択してください。

  • CreditNotes

  • DeliveryNotes

  • DownPayments

  • Drafts

  • InventoryGenEntry

  • InventoryGenExit

  • Invoices

  • Orders

  • PurchaseCreditNotes

  • PurchaseDeliveryNotes

  • PurchaseDownPayments

  • PurchaseInvoices

  • PurchaseOrders

  • PurchaseReturns

  • Quotations

  • Returns

ドキュメント入力

をクリックして式エディタを開き、ドキュメントのオブジェクトキーを入力してください。

行番号

をクリックして式エディタを開き、ドキュメントのオブジェクトキーを入力してください。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Disconnect

SAP Business One 企業データベースへの開いた接続を切断します。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Get Currency Rate

企業データベースから通貨の為替レートを取得します。

通貨

どの通貨の為替レートを取得するか指定します。例: USドル (USD)、 ユーロ (EUR)。使用する通貨の正しい略号を確認してください。

をクリックして式エディタを開き、使用する通貨の動的定義を作成する式や条件を入力します。

日付

通貨レートのための有効な日付を指定します。日付はDD/MM/YYYY フォーマットにします。

をクリックして式エディタを開き日付の動的な定義を作成する式や条件を入力します。

為替レート

通貨パラメータで指定された通貨の為替レートを返します。

をクリックして変数リストを開きます。為替レートの値を保持する変数を選択します。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Query

SAP Business Oneオブジェクトインスタンスを参照します。

セッションを保持

ドロップダウンリストからYesまたはNoを選択して操作終了後にSAP Business One データベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定します。

オブジェクトキー

このパラメータの実際の名前は上記で選択したオブジェクトタイプによって決まります。

をクリックして式エディタを開きます。式エディタを使用して必要な情報を入力できます。

結果を保存

ドロップダウンリストからどこに結果を保持するか選択します。

  • ファイル

  • 変数 (デフォルト)

変数名

([結果を保存]で変数を選択した場合に表示されます。)

この変数はSAPB1から返されたオブジェクトデータを保持します。

をクリックして変数リストを開きます。情報を保持する変数を選択します。

ファイル名

([結果を保存]でファイルを選択した場合に表示されます。)

このファイルはSAPB1によって返されたオブジェクトデータを保持します。

をクリックして式エディタを開きます。この情報が保存される場所のファイルパスを入力します。

検索ステータス

ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

  • 空XML

  • 変数

  • エラー

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Rollback

SAP Business One ロールバック処理を呼び出します。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Set Currency Rate

企業データベースの特定の日付の通貨為替レートを設定します。

通貨

どの通貨の為替レートを取得するか指定します。例: USドル (USD)、 ユーロ (EUR)。使用する通貨の正しい略号を確認してください。

また、 をクリックして式エディタを開き使用する通貨の動的定義を作成する式や条件を入力します。

日付

通貨レートのための有効な日付を指定します。日付はDD/MM/YYYY フォーマットにします。

また、をクリックして式エディタを開き日付の動的な定義を作成する式や条件を入力します。

為替レート

通貨パラメータで指定された通貨の為替レートを指定します。

または、をクリックして式エディタを開き、通貨パラメータで指定した通貨の動的な定義を作成する式または条件を入力します。

更新?

為替レートパラメータで入力されたレートで会社のデータベースの通貨為替レートを更新するかどうかをYesNoから選択します。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Start Transaction

SAP Business One 企業データベースでトランザクションを開始します。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

Update

SAP Business Oneオブジェクトインスタンスを更新します。

セッションを保持

ドロップダウンリストからYesまたはNoを選択して操作終了後にSAP Business One データベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定します。

オブジェクトキー

このパラメータの実際の名前は上記で選択したオブジェクトタイプによって決まります。

をクリックして式エディタを開きます。式エディタを使用して必要な情報を入力できます。

XML ソース

ソース元XMLの場所を入力します。

XMLソースはBLOBタイプフォーマットで格納されたXML形式である必要があります。

エラーコード

をクリックして変数リストを開きます。エラーコードが返される変数を選択し、[選択]をクリックします。

    1. [追加]をクリックしてメソッドを追加したり定義したりできます。

    2. 必用なメソッドを追加して定義したら、[OK]をクリックして[ダイレクトアクセスメソッド: SAPB1]ダイアログボックスを閉じます。

関連トピック:

ダイレクトアクセスメソッドの使い方

オブジェクトスキーマの更新