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SAP B1 リソース

このセクションはSAPB1 2004、SAPB1 2005、とSAPB1 2007そして SAPB1 8.8に関係しています。

SAPB1 リソースには、以下のパラメータ(太字 のパラメータは必須)があります。

パラメータ

説明

サーバ(Server)

SAP Business One のカンパニーサーバ名を入力します。これはSAP Business One のカンパニーデータベースが物理的に置かれているマシンの名前です。

例:Server1 または (local) または 10.1.2.3.

 をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでサーバ名として使用する環境変数を選択します。

カンパニーデータベース(Company Database)

SAP Business One のカンパニーデータベース名を入力します。

例: SBODemo_US.

 をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでデータベース名として使用する環境変数を選択します。

ユーザ名(User Name)

SAP Business One ログインユーザ名を入力します。

例: manager.

をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでユーザ名として使用する環境変数を選択します。

パスワード(Password)

SAP Business One ユーザパスワード。

例: manager.

をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでパスワードとして使用する環境変数を選択します。

環境変数として入力されたパスワードはアスタリスク(*)でマスクされます。

ライセンスサーバ(License Server)

ライセンスサーバは SAP Business Oneのユーザとライセンスを管理します。SAP Business Oneライセンスサーバマシン名、コロン、サプライセンスサーバのポート番号を入力します。 ポート番号はSAPB1 2005および 2007および8.8でのみ必要です。例: localhost:30000 (30000 はSAPB1 2005または2007および8.8のデフォルトポート番号)

をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでライセンスサーバのホスト名として使用する環境変数を選択します。

言語(Language)

SAP Business Oneデータに使用される言語を選択します。この項目は取り出されるXMLファイルのキャラクタセットを指定します。

DB サーバタイプ(DB Server Type)

ドロップダウンリストから以下のいずれかのデータベースサーバを選択します。

  • MSSQL (デフォルト)

  • MSSQL 2005 (SAP B1 2004では使用できません)

  • MSSQL 2008 (SAP B1 2004、またはSAP B1 2005では使用できません)

  • MSSQL 2012 (SAP B1 2004、またはSAP B1 2005、SAP B1 2007では使用できません) Since version: 4.0a

  • HANA DB Since version: 4.5a

ISAP HANAトリガを使用したい場合、[ODBCデータソース管理者]ダイアログボックスに定義されている、ODBC接続文字列を取得し、それを[SAPB1 マルチMultiリソースリスト]の[接続プロパティ]カラムに入力する必要があります。

Windows 認証(Windows Authentication)

SAP Business One カンパニーオブジェクトがWindows 認証を使用するかどうかを定義します。ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

  • No (オブジェクトは内部SQLサーバを使用します)

  • Yes

DB ユーザ名 (DB User Name:Windows 認証 が Yes の場合は無効です。 )

SAP Business One カンパニーデータベース接続に使用するユーザ名。

ユーザを入力するか、 をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでユーザとして使用する環境変数を選択します。

DB パスワード(DB Password :Windows 認証 が Yes の場合は無効です。)

SAP Business One カンパニーデータベース接続に使用するユーザパスワード。

パスワードを入力するか、 をクリックして環境変数一覧を開きます。ここでパスワードとして使用する環境変数を選択します。

環境変数として入力されたパスワードはアスタリスク(*)でマスクされます。

DI API バージョン(DI API Version)

 Magic xpiは、一つのプロジェクト内で複数のSAP Business OneデータインターフェースのAPIバージョンの使用をサポートします。例えば、同じプロジェクトから、以下のことが可能です:

  •  Magic xpiと同じPCにインストールされたSAP Business One 8.8 DI APIで動作させる。

  • リモートサーバ上の異なるSAP Business One company(つまりSAP Business One 2005 DI APIが実行しています)に接続する。

このパラメータは、指定したSAPB1リソースを使用して動作させたいDI APIバージョンを定義することができます。ただし、PC上にインストールされている場合に限定されます。

たとえば、SAP Business One 2005 DI APIで動作したい場合、このパラメータに"2005.0"を入力しなければなりません。

DI値は、レジストリのSAPbobsCOM.Company.Xキーの配下に定義されています。Xはバージョンを表しています。

このパラメータのデフォルト値は、空白です。これは、リソースが、使用しているSAPインストレーションによって定義されるデフォルトDI APIを使用することを意味しています。デフォルトDI値は、レジストリのSAPbobsCOM.Companyキーの配下に定義されています。

  • 使用したいDIバージョンを常に指定するべきで、デフォルト値を信頼しないでください。

  • DI API dllファイルとして、DI APIに接続するSAP Business Oneのバージョンを合わせることを推奨します。不適当な組合せになった場合、DI API dllファイルをリモートのSAP Business Oneサーバからコピーすることができ、Magic xpiがインストールされた場所で使用します。

SAPB1 リソースには以下のボタンも利用できます。

ボタン

説明

検証

このボタンはSAPB1サーバへの接続が有効かどうか確認します。接続が確立したか失敗したかを示すメッセージを受け取ります。

理論的には無限にSAPデータベースを定義できますが、実際には使用するライセンス数によって制限されます。このため、以下のように動作します。

  • ライセンスによって制限されているデータベース接続数を超えた場合は、エラーメッセージが表示されます。

  • Magic xpi接続は、接続リストの順番に使用されます。制限数を超えた接続は処理されません。