SAP ERP と SAP A1 - スキーマ構造

RFCスキーマ構造には以下の要素が含まれています。

Import …… SAP ERPサーバへの片方向接続が確立した後、Importパラメータが送られます。この呼び出しが行われる前に、必要なImportパラメータとTableパラメータがオブジェクトに追加されているかを確認してください。また、これらのパラメータを使用して送られる値が設定されているか確認してください。Importパラメータは、常に最大でもひとつのレコードしか含みません。
Export …… SAP ERPサーバへの片方向接続が確立した後、Exportパラメータを受け取ります。パラメータの受信は、呼び出しが行われた場合のみ行われます。この呼び出しが行われる前に、必要なExportパラメータとTableパラメータがオブジェクトに追加されているか確認してください。これらのパラメータで受け取る値は、エクスポート処理が発生した後に取得されます。Exportパラメータは、常に最大でもひとつのレコードしか含みません。
Tables …… TableパラメータはSAP ERPへ送受信両方されます。テーブルの構造は選択したRFCタイプに依存します。TableはReadパラメータとWriteパラメータの両方です。つまり、SAP ERPはパラメータタイプを読み、その後、最終的な形式で返します。テーブルは複数のレコードを含めることができます。ds.

IDocスキーマ構造には以下の要素が含まれています。

Control Record …… Control Recordは、IDocのユニークな識別情報を格納します。これには送信者と受信者を特定したり、メッセージタイプの詳細やその他、関連するテクニカル情報が含まれます。
Segments …… Segmentsは、特定のIDocの識別を可能にするデータレコードです。これには定義された階層構造の構造化された情報が含まれます。セグメントグループは通常、階層上部のヘッダーセグメントと階層低部に配置される詳細情報を含むセグメントによって構成されています。