Home > トラブルシューティング > SAP ERPのトラブルシューティング

SAP ERPのトラブルシューティング

Q

トリガとしてSAP ERPコネクタを使用すると、"An error occurred while updating IDoc status [key=RFC_ERROR_SYSTEM_FAILURE, message=No authorization to send IDocs with message type ALEAUD]" というエラーが発生します。

A

フローが終了するとき、トリガ内でALE状態を更新しようとするとき、このエラーメッセージが作成されます。

SAP ERPのトリガを使用するとき、IDoc処理をモニタする目的でIDoc状態を更新するためにトリガを設定することができます。

SAP ERPトリガ設定特性のALE Update StatusYes (オーディット・トレールが必要であることを示す)に設定されていると、トリガはSAP ERPのシステムから読み出されるALEビジネスオブジェクトのIDoc状態を更新します。

この更新は、トリガがインバウンドのIDocイベントとしてSAPシステムに送られるALEAUDと呼ばれているIDocの状態を更新することによって達成されます。

イベントがメッセージのエンドポイントに送られたあと、トリガは処理における失敗または成功を示すためにSAP ERPでIDocの状態を更新します。たとえば、フローがエラーなしで終了すると、IDocの状態は成功に更新されます。フローがエラーで終了すると、IDocの状態は失敗に更新されます。

 

注意: ALEの状態を更新するために呼び出されるRFCは、IDOC_INBOUND_ASYNCHRONOUSです。

エラーメッセージを防止するには、ALE Update Status のプロパティをNo に設定しなければなりません。

 

注意:Magic xpiがSAP ERPシステムからこのエラーを受け取ると、SAP ERPのシステム側で認証上の問題が発生します。

詳細は、ここをクリックしてください。

 

 

Q

SAP ERPリソースを確認しようとすると、"Could not initialize class" というエラーが発生します。

A

SAP ERPリソースの確認を行うか、これを使用して動作させようとすると、“Could not initialize class”  というメッセージがポップアップウインドウで表示されます。

さらに、“This application has failed to start because the application configuration is incorrect. Reinstalling the application may fix this problem”というメッセージが、スタジオのJavaログに書き込まれます。

の問題を解決するにはに、Microsoft C++再配布可能なパッケージをインストールしなければなりません。

http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=766a6af7-ec73-40ff-b072-9112bab119c2&displaylang=ja-jp

または:

64ビット版:http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=14632

32ビット版:http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=5555

 

 

Q

RFCプログラムがエラーや例外をスローした場合に、SAP ERPコネクタがRFCからスローされたエラーや例外を正しく処理できないのはなぜですか?

A

RFCの実行中に、RFCプログラムの実行中にエラーや例外があった場合、RFCの出力はRFCの実行結果の一部として正しいエラーや例外を含むべきです。RFC のビジネスロジックから投げられたエラーや例外に基づいて、この正しい戻り値を構築するのは、RFC 開発者の責任です。RFC 実行結果が正しく構築されていないと、SAP ERP コネクタは例外を正しく処理することができません。