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SAP ERP と SAP A1

  • SAP ERP用コンポーネントの仕様は、SAP A1コネクタにもあてはまります。

  • このコンポーネントは、全てのプラットフォームでサポートされているわけではありません。詳細は、ここを参照してください。

SAP ERP コネクタは、SAPのRFCI(Remote Function Call)とIDoc(Intermediate Documents)を使用し、SAP ERPシステムに接続することを可能にし、Magic xpiのインテグレート能力を向上させます。これによりデータマッパーをSAP ERPから受信したデータの読み込み、SAP ERPデータの作成、編集、削除等、コンポーネント機能の不可欠な部分として、使用することができるようになります。

 

SAP と Magic xpi には、ライセンス要件に関する問題があります。このセクションでは、Magic xpi を SAP ERP システムで使用する場合の SAP のライセンス要件を明確にすることを目的としています。

ライセンスタイプ

SAP認証を受けたサードパーティ製品(Magic xpiなど)は、認証されたインターフェイスを介してSAP ERPデータにアクセスするための指定ユーザーライセンスが割引価格で提供されます。このライセンスは SAP Platform Extended User License と呼ばれています。Magic xpi は SAP 認定製品として、この割引ライセンスを使用することができます。対象製品のリストはこちらです。

Named Users

指名ユーザ」という用語の意味を理解することが重要です。SAP によると、サードパーティ認証製品の指名ユーザーとは、「パートナーまたはその関連会社の従業員で、直接または間接的に、 ライセンスされたソフトウェアにアクセスする権限を持つ者」とされています。ライセンスされたソフトウェアは Magic xpi であり、Magic xpi を使用するのは管理者のみであるため、指定ユーザーとは、Magic xpi を管理しているユーザーのことを指します。そのため、Magic xpi の管理者が使用するには、すべての Magic xpi サーバーに 1 つの SAP Platform Extended User License が必要となります。この特別なライセンスには、サーバーにアクセスするために必要なNetweaverランタイムライセンスがすでに含まれていることに注意してください。疑問がある場合は、SAP ERPのライセンスが必要かどうか、関連するSAPの担当者に直接お問い合わせください。

 

SAP ERP コネクタは、RFC と IDocs の XML スキーマ表現を使用して SAP ERP システムとの間で送受信されるデータを操作します。Magic xpi のデータを SAP ERP の RFC と IDoc の引数にマッピングすることができます。

SAP ERP コネクタは、SAP ERP IDoc メッセージの変更を監視するトリガーとして使用することができます。

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