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SAP ERP と SAP A1 - XML

SAP ERP コネクタはXMLインターフェースのみをサポートしています。以下のようにSAP ERPコネクタを設定してください。

  1. SAP ERPコネクタをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[設定]選択して、[SAP ERP 設定]ダイアログボックスを開きます。XML構成の一般フィールドの説明は以下のようになります。

プロパティ

説明

接続

リソース名

この読み込み専用フィールドは、SAP ERPリソースまたは[設定]ダイアログボックスの[リソース]セクションで定義された、このコネクタのために選択された動的なリソースの名前を表示します。

セッション保持

チェックボックスで、操作完了後にSAP ERPデータベースへの接続を開いたままにするかどうかを指定してください。SAP ERPへの接続が定期的に切断される場合この機能をお使いください。デフォルトは、チェックされていません。

SAP ERPのデータベースへの接続は、接続プール内で維持されます。フロー内の SAP ERPは、このプールから既存のオープンされた接続を要求します。

[接続を保持]ボックスを選択した場合、ステップが終了しても接続はプールに返されません。その代わりに、同一スレッド内での次のSAP ERPのステップで使用されるか、スレッドが終了したら(一定時間を経過後に)プールに返されます。

接続がプールに返されないい唯一のシナリオは、SAP ERPのデータベースがトランザクション内で複数回呼び出された場合です。他の全てのシナリオでは、他のステップが利用できるように、一旦ステップが終了すると、使用された接続はすぐプールに返されなければなりません。

  1. 次に以下の表で説明されている実行したいオペレーションを選択します。

プロパティ

説明

オペレーション

インタフェースタイプ

ドロップダウンリストから以下のどれかを選択します。

  • IDoc

  • RFC

  1. [インタフェースタイプ]としてIDocを選択した場合、以下の表で説明されているように定義しなければなりません。

プロパティ

説明

メッセージタイプ

サーバから受け取ったリストの中から適切なメッセージ タイプを選択することができます。

をクリックすることにより[IDoc メッセージタイプリスト]ダイアログボックスが開き、メッセージタイプリストにアクセスすることができます。[選択]をクリックし、必要なIDoc メッセージタイプを選択するか、[キャンセル]をクリックしてリストを閉じます。また、[再読込]をクリックしメッセージタイプリストを再読み込みすることもできます。

IDocタイプ

IDoc 検索フォームによりサーバから取得されたリストから適切なIDocタイプ名を選択することができます。このリストはメッセージタイプによりフィルタリングされています。

をクリックすることにより[IDocタイプリスト]ダイアログボックスが開き、IDocタイプリストにアクセスすることができます。[選択]をクリックし、必要なIDoc& nbsp;タイプを選択するか、[キャンセル]をクリックしてリストを閉じます。また、[再読込]をクリックしメッセージタイプリストを再読み込みすることもできます。

拡張子

拡張子名を入力したり、をクリックして利用可能な拡張子リストから選択できます。

トランザクション ID

タイムアウトなどによる配送失敗時に トランザクショIDを利用できるように管理できます。  

をクリックしてトランザクショIDを保持する変数を選択します。このボタンは、変数リストを開きます。[選択]をクリックし必要な文字変数を選択します。

  • IDocの送信時に、変数がトランザクションのトランザクションIDを持っています。

  • 変数が空でない場合、Magic xpiはトランザクションIDとして値を使用します。

このオプションの使用はトランザクションIDの管理のためです。例えば、IDocが送信されますがMagic xpiがタイムアウトを受け取ると、Magic xpiは、IDocがその送り先に到着したかどうかが分かりません。同じIDocの冗長な処理を防止するために、Magic xpiは、前のトランザクションIDの値を提供することによって、前と同じトランザクションIDによってIDocを送ります。

SAP ERP側で、最初に送信された時にIDocが到着したら、Magic xpiが次回と同じトランザクションIDでIDocを送信してもSAP ERPはそれを無視します。

結果

結果保存

結果XMLファイルを格納する場所を定義します。ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

  • File …… SAP ERPによって返されるオブジェクトデータを保持するファイルを選択します。をクリックして式エディタを開くか、  をクリックして情報を保存する場所のフルパスを入力します。.

  • Variable (デフォルトは C.UserBlobです) …… SAP ERPによって返されるオブジェクトデータを保持する変数を選択します。  をクリックして変数リスト を開きます。情報を保持する変数を選択します。

  • [メッセージタイプ]を選択すると、そのグループに属しているIDocのみ有効になります。

  • [OK]をクリックし特定のIDocを選択すると、Magic xpiはSAP ERPサーバに接続し、適切なスキーマを生成するために使用するIDoc情報を取得します。

  • データマッパーによって使用される生成されたインターフェーススキーマは、 project\SAP ERP\XSD\HostDetails\IDocディレクトリに保存されます。この中のHostDetailsは接続プロパティから生成された文字列です。ファイル名はIDocタイプと同じです。

  1. [インタフェースタイプ]としてRFCを選択した場合、以下のテーブルで説明されているように定義しなければなりません。

プロパティ

説明

RFC グループ

RFCグループを入力するかサーバから受信したリストから適切 なRFCグループを選択します。RFCグループのリストへは をクリックすることによりアクセスできます。

RFCグループを空白にしておくこともできます。この状態でRFC名を選択すると関連するグループが自動的に入力されます。

RFC 名

RFC名を入力するか、あるいはサーバからRFC検索フォームで取得したリストから適切なRFC名を選択することができます。このリストは、RFCグループでフィルタリングされています。 をクリックすることによりRFCグループリストにアクセスできます。

結果

結果を保存

結果XMLファイルを格納する場所を定義します。ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

  • File…… SAP ERPによって返されるオブジェクトデータを保持するファイルを選択します。 をクリックして式エディタを開くか、をクリックして情報を保存する場所のフルパスを入力します。.

  • Variable (デフォルトは C.UserBlob) …… SAP ERPによって返されるオブジェクトデータを保持する変数を選択します。をクリックして変数リストを開きます。情報を保持する変数を選択します。

  • RFCグループを選択すると、RFCに属しているもののみ有効になります。

  • 特定のRFCを選択して[OK]をクリックすると、Magic xpiはSAP ERPサーバに接続し、適切なスキーマを生成に使用するRFC情報情報を取得します。

  • データマッパ によって使用される生成されたインター フェーススキーマは、SAP ERP\XSD\HostDetails\IDoc ディ レクトリに保存されます。この中のHostDetails は接続プロパティから生成された文字列です。ファイル名はRFC名と同じです。

  • [プロパティ]ペインの[追加XMLプロパティ]セクションでSAP ERP RFCの単一/で複合ノードに対するドキュメンテーションを見ることができます。

  1. [OK]をクリックし、プロセスを終了します。もしスキーマが存在しない場合、必要情報がサーバから取得され、スキーマが作成されます。構成情報は保存され、選択されたスキーマを送り先としたデータマッパー画面が開きます。SAP ERPで必要な操作を完了するためのデータを定義してください。

また、[キャンセル]をクリックすることで、設定や修正を保存せずに[SAP ERP構成]ダイアログボックスを閉じることもできます。

また以下のこ とも可能です。

サーバ接続に失敗するとエラーメッセージが表示され、[SAP ERP構成]ダイアログボックスに留まります。