Magic xpiサーバは、配備時に統合プロジェクトを実行するエンジンです。Magic xpiサーバは、Magic xpi スタジオで作成したibpファイルに含まれている情報を利用してプロジェクトを実行します。Magic xpiサーバは、フローの様々な要素を管理するさまざまなシステムを搭載しています。Magic xpiサーバの配備は、start.xml ファイル(プロジェクトのフォルダにあります)によって制御されます。
Magic xpiサーバは、メッセージングなど様々なフロー管理サービスを提供するいくつものシステムを搭載しています。またサーバは、ロギングやモニタリング機能も提供しており、パフォーマンスの修正や向上を支援します。
フローマネージャー …… フローの呼び出しと継続的なフロー実行を管理するサーバのメインモジュールです。
パブリッシュとサブスクライブ(PSS)、オペレーショナルデータストレッジ (ODS)、 ロック、と メッセージング (MSG)システム …… プロジェクトのデータ管理と保存に使用されます。メッセージングシステムとODSはデータベースで処理されますが、PSSとロックシステムはSpaceで処理されます。
リカバリシステム …… 復旧処理で使用されます。
スケジューラシステム …… フロー呼出のタイミングを管理します。
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管理スレッド
サーバを開始する時、各Magic xpiサーバは専用の管理スレッドを実行します。管理スレッドは、以下の管理メッセージの利用や処理について責任があります:
タイムアウト.
ステップの完了待ち
動作スレッドへのフロー完了通知
リカバリ.
以下の条件のすべてが満たされている場合、管理スレッドはアクティブではありません:
現在のプロジェクトでのすべてのフローのリカバリポリシーがNoneに設定されている。
現在のプロジェクトでのすべてのフローにタイムアウトが定義されていない。
プロジェクトのフローに、完了待ちに設定されたステップがない。
フロー開始/完成が、アクティビティログに記録されない。
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アクティビティスレッドは、アクティビティログにメッセージを書き込みます。
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