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サーバのトラブルシューティング

Q

サーバが起動しません。

A

サーバが起動しない場合、以下の点をチェックしてください。

  • 使用しているライセンスタイプ

  • Magic xpiが実際に探すライセンスは、インストールディレクトリ内のプロジェクトのifs.iniファイル内にあります。.

[MAGIC_ENV]LicenseName= <サーバライセンス名> フラグを参照し上記の二つが同じであるかを確認してください。もしifs.ini内のライセンス名があなたのライセンスと同じでない場合、メインのifs.iniファイルとプロジェクト内のifs.iniファイルのライセンスタイプを変更しなければなりません。これにより毎回新しいプロジェクトで正しいライセンスタイプが確実に使用されることになります。

  • プロジェクトがデバッグモードでビルドされ、それをサーバで実行しようとしています。

プロジェクトで半角英数字の文字を使用していない場合、PCに適切にセットアップされることを確認するために、サポート言語を確認してください。

[ソリューションのリビルド]もう一度実行してみてください。

 

 

Q

IIS7がインストールされているマシンで、HTTPトリガが動作しません。

A

IISとHTTPトリガを使用する場合は、ASP.NET機能がインストールされるかどうかを確認してください。

これを行うには、[Windowsの機能]ダイアログボックス([プログラムと機能]ダイアログボックスの[Windowsの機能の有効化または無効化]をクリックします)の「インターネットインフォメーションサービス」の配下で行います。

さらに、Magic xpiとIIS 7を使用して動作させる場合に、必要な設定があります。詳細は、テクニカルノートの 、Magic xpiとIIS 7 を使用して動作するを参照してください。

参照: HTTP エラー

 

 

Q

Magic xpi スタジオ がWindows 2008上で動作しません

A

Magic xpi スタジオをWindows 2008上で実行すると権利上のエラーが発生します。Magic xpi スタジオを開くと、以下のエラーが発生します。

「オープンできません:MAGIC.INI」

さらに、リソースまたはサービスを作成しようとするときに、以下のエラーが発生します:

「リソースをロックすることができません:DefinitionProperty」

マイグレーション・ユーティリティを実行しようとするときも、同じ問題が発生します。これに類似しているエラーが発生します。

「データソースをロックすることができません:DataType Record」

この問題を解決するには、以下を試してみてください。

  • ショートカット上で右クリックし、管理者としてスタジオを実行してください。

  • ログオンユーザがルートのインストールフォルダとSSJ(Systinet)フォルダ上にフルアクセスの権限を持っていることを確認してください。

  • 使用されていない場合、UACコンポーネントを削除してください。

  • ユーザが、見つからなかった場合(ドメインサーバがダウンしているかもしれません)、イベント ビューアをチェックしてください。

追加情報は、以下のトピックを参照してください。

Magic xpiとIIS 7で動作する

 

 

Q

Magic xpiサーバを起動すると、私はプロセスがメモリにアクセスすることができなないことを表すWindowsメッセージが表示されます。[OK]をクリックすると、Magic xpiサーバはダウンし、以下のエラーがログに書き込まれます。:"Security file could not be openedSecurity file could not be openedAppserver shutdown"。 

A

このエラーは、プロジェクトを実行形式で開始した場合にのみ表示されます。Support フォルダ内の user_std.jpn へのアクセスに関する障害を示しています。同じバージョンの別のインストール環境にある同じファイルからコピーしてください。

 

 

Q

既存の配備環境でワーカの数を増やしたのですが、処理されるリクエストの数は変わりません。

A

この問題は、プロセス内のスレッドの間でロックすることによって発生します。これには、いくつかの解決法があります。

  1. ifs.iniファイルの SpecialEventQSizeLimit フラグをチェックしてください。このフラグは、処理されるまでアクティビティスレッド内で待つリクエストの数を指定します。処理されるまで、そのスレッドのキューに入ることができない他のどのようなリクエストも、元のフローワーカにとどまっています。リクエストがスレッドキューに入るまで、そのワーカは待機し、この待ち時間の間、上記で説明されたようなパフォーマンス上の問題を発生させます。SpecialEventQSizeLimitフラグは、1つのサーバ毎に作成され、ワーカには関係しません。従って、たとえ、多くのフローワーカが動作していても、キューはこのフラグで設定された値によって定義されます。フラグの値を増やすと、ボトルネックはキューのサイズではなくなります。(他の理由によるボトルネックがあるかもしれませんが。)それにもかかわらず、この数が非常に高く、多くのワーカが同時にアクティビティログメッセージを送ると、キューがいっぱいになるかもしれないことを考慮すべきです。これは重い負荷をメモリに置くことになり、パフォーマンスを低下させることになります。また、大きなペイロードを持つアクティビティログメッセージも、パフォーマンスに悪い影響を及ぼすかもしれません(ActivityBlobFileLocationActivityBlobFileFallbackToDBフラグを参照してください)。見てわかるように、関係するトレードオフがあり、このフラグのための望ましい値が何であるかを決定する必要があります。デフォルト値は5000です。ともかく、ベストプラクティスは、統計コレクションや記録されるログレベルなど、内部データベースに書き込まれる情報を制限することによって不要なアクティビティログメッセージを減らすことです。これによって、Magic xpiのサーバスループットを高めることになります。

  2. フローの[最大インスタンス]プロパティをチェックしてください。

  3. プロジェクトがロッキングユーティリティを使用している場合、デッドロックシにならないことを確認してください。

  4. ライセンスファイルに十分なスレッドが設定されていることをチェックしてください。

 

 

Q

"The current identity does not have write access to …Temporary ASP.NET files" というエラーが発生します。

A

.NET 2.0によって動作している時または、ASP.NET のバージョンを切り換える時に、このエラーが発生するかもしれません。この問題を解決するには、以下を試してみてください。

  1. 必要なASP.NETのバージョンで IISを再登録してください。関連したフレームワークのフォルダ(例えば:C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727)に移動し、以下のコマンドを実行することで、これを行うことができます。aspnet_regiis -i

  2. ASP.NETが許可に設定されていることを確認するために、[Web サービス拡張](注:Windows Server 2008以降は、[ISAPIおよびCGIの制限)をチェックしてください。

 

 

Q

プロジェクトを複数回再試行してもプロジェクトが開始されず、最終的にロードされずに停止するのはなぜですか?

A

プロジェクトが非常に重く、フローとステップが多数あり、且つ複雑なビジネスロジックがある場合にこのような状態が発生する可能性があります。

この問題を解決するには、start-inprogress-retrie、-start-initializing-retries, -server-running-retriesの値を調整してみてください。これらの値はGigaSpacesのmgdeploy.xml で変更することができます。ファイルは次のフォルダにあります。

<Magic xpi インストールフォルダ>\Runtime\Gigaspaces-xpi\config\gsa folder.

mgdeploy.xmlファイル内で -start-inprogress-retries, -start-initializing-retries, -server-running-retries を探し、必要に応じて値を変更してください。

 

 

Q

GigaSpacesログ中でフロータイムアウトおよびトランザクションタイムアウトエラーが発生すると、プロジェクトが突然再起動されるのはなぜですか?

A

この問題が発生する理由の1つに、データベースの最大接続数が少ないことである可能性があります。 目的の値を設定するには、以下の手順に従います。

1. デスクトップ上にあるMagic xpa Studioのショートカットをクリックして起動します。

2. オプション > 設定 > DBMSを選択します。

3. 該当のデータベースエントリにカーソルを合わせて Alt+Enterを押すとDBMSプロパティが表示されます。

4. 最大接続数欄に必要な値を設定します。この値はmagic.iniファイルに反映されます。