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ServiceMax - 外部IDによるオブジェクト参照

オブジェクトIDによるオブジェクトの参照

親オブジェクトに依存するServiceMaxオブジェクトを検索、作成、削除するには親オブジェクトのIDを取得しなくてはなりません。

このプロセスを簡単にするには、[プロパティ]ペイン内のノードの[計算値]フィールドにある getObjectIDbyField 関数を使用します。

関数の構文は、'getObjectIDbyField (ObjectName, FieldName, FieldValue)' です。関数はパラメータは以下の通りです。

例えば:'getObjectIDbyField (Account, Name, ABC)' は、名前がABCというアカウントのIDを返します。

上の例のように式全体をシングルクオーテーションで囲む必要がありますので注意してください。

getObjectIDbyField 関数を使用するときは、以下に注意してください。

  • この関数では一つのパラメータしか検索できません。

  • 検索結果に複数のエントリが見つかった場合、最初に見つかったIDだけが返されます。

  • エラーが返る場合は、このレコードは処理されず、次のレコードにスキップします。(エラーは、XMLで返され、Magic xpiモニタには表示されません。)

  • この関数は、オブジェクトを参照して定義されるフィールド上でのみ使用できます。たとえば、新しい条件を作成する場合、条件の所有者となるユーザを参照します。

  • この関数がオブジェクトを参照しないフィールド上で使用されると、ServiceMaxはエラーを返します。

  • この関数への各呼び出しによってリクエストをServiceMaxに送信します。 

外部IDによるオブジェクトの参照

オブジェクトIDの代わりに、外部IDによってオブジェクトを参照することができます。例えば、オブジェクトが別のデータベース(例えばSAP)で作成される場合、これは役に立ちます。この場合、そのオブジェクトIDは知らされません。

このようにするには、[プロパティ]ペインのノードの[計算値]フィールドで、setRefbyExternalId関数を使用してください。マッピングされたノードは、(ServiceMaxのユーザインターフェイスに従って)ルックアップフィールドでなければなりません。

関数の構文は、'setRefbyExternalId (ObjectName, ExternalIdFieldName, ExternalIdFieldValue)'です。関数はパラメータは以下の通りです。

setRefbyExternalId関数の使い方の詳細な例は、ここをクリックしてください。

  • この関数は、外部IDとしてマークされたフィール上でCreateUpdate、そしてUpsert オペレーションが行われる場合にのみ使用できます。

  • この関数は、Bulk Create(一括作成)、Bulk Update(一括更新)、Bulk Upsert(一括更新)オペレーションでは使用できません。