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ServiceMax - トリガ構成

ServiceMaxコネクタは、ServiceMaxのオブジェクトの変更をトリガとしてフローを起動できます。

ServiceMaxコネクタをMagic xpiのトリガエリアにドラッグすると、[プロパティ]ペインを開きます。コネクタをダブルクリックするか、右クリックして、コンテキストメニューから[構成]選択して、[ServiceMaxトリガ構成]ダイアログボックスを開きます。

このダイアログボックスには以下のフィールドが含まれています。

名前

説明

接続

リソース名

この読み込み専用フィールドは、[設定]ダイアログボックスの[サービス]セクションでトリガのために選択されたServiceMaxリソースの名前が表示されます。

ポーリング間隔

をクリックして[ポーリング間隔]ダイアログボックスを開きます。組織データの変更をコネクタがチェックする間隔を入力します。分、時間、日数の組み合わせを選択することができます。

ポーリング間隔を5分以上取ることを推奨しています。

ここで設定した値(例、3分)は、ServiceMax APIを実際の呼び出し数を定義します。このメカニズムは、以下のように動作します。

  • トリガは、トリガ設定に従って次の2つのServiceMaxメソッド(GetUpdated()GetDeleted())を呼び出すことができます。

  • これらのメソッドへの各呼び出しは、変更または削除されたオブジェクトのIDリストを返します。

  • Magic xpiがIDのリストを取得する場合、オブジェクトフィールドを読み出すためにRetrieve() を使用します。1回の呼び出しで、2000 ID分がまとまって読み出されます。2000以上の変更がある場合は、全てのIDが読み出されるまで、Magic xpiはmin(残りのレコード、2000)関数を使用して読み出します。

  • したがって、例えば、3分おきに1000件分の更新/作成されたオブジェクトを持つ場合、2つのメソッド(GetUpdated()Retrieve())を呼び出します。.

同期

トリガ行の取り出しを同期させて、起動順序を決定するために、このチェックボックスを選択してください。これで、起動される行間の関係がある状態を制御することができます。たとえば、ServiceMaxから得られるデータが複数のデータベーステーブルに挿入される親子関係があるかもしれません。トリガが同期しない場合、子の行は親レコードの前に挿入することでSQLエラーが発生します。

デフォルトはチェックが外されています。

トリガ行の正しい処理順序を定義するために、ダイアログボックスの右側の上下矢を使用することができます。

キープアライブ間隔(分)

自動的に再起動される前にトリガの応答がない場合の時間を分数で指定します。デフォルト値は0で、これはトリガの応答を永久に待ち続けることを意味します。

  • このパラメータ値の選択は、慎重に行ってください。値が少な過ぎると、有効な処理が終了する前に、トリガは終了するかもしれません。

  • [同期]のチェックボックス(上記)を選択すると、トリガとフローは同じスレッドで動作します。これは、応答がないためにトリガが終了されると、フローも同じように終了することを意味します。したがって、[キープアライブ間隔]を設定する場合、実行するフローの処理時間を考慮する必要があります。例えば、トリガの無応答時間が3分で、フローの実行時間が最高2分の場合、[キープアライブ間隔]は、5以上に値する必要があります。

行ラベル 

トリガされた行を定義するラベルを入力します。フロー呼出時に下記の[行ラベルの保存]フィールドにマッピングされた変数がラベルの値を保持します。

オブジェクト

をクリックしてオブジェクトリストを開きます。オペレーションが実行されるオブジェクトを選択します。このリストは、[ServiceMaxリソース]ダイアログボックスの[オブジェクトリスト]ボタンをクリックすると生成されます。

オブジェクトリストはリソースでビルドされなければなりません。これ以外の場合、ステップやトリガでオブジェクトリストを取得することができません。

オペレーション

ドロップダウンリストから以下のいずれかの処理を選択します。

  • 更新(デフォルト) …… 更新された(追加、もしくは変更された)オブジェクトのリストを取り出すときに使用します。

  • 削除 …… 削除されたオブジェクトのリストを取り出すときに使用します。

開始日付

をクリックして変数リストを開きます。データ検索に必要な開始日付を選択します。このフィールドにはグローバル変数のみ使用することができます。

このフィールドには、XML DateTimeの書式を使用する必要があります。有効な開始日を作成するためにMagic xpiのDateTimeFormat関数を使用することができます。

結果オプション

XML結果の保存

これはトリガのポーリング結果どこに保持するかを定義します。ドロップダウンリストから以下のどれかを選択します。

  • ファイル …… トリガ結果をファイルに保存します。結果として生じているファイル名は次のロジックに従って作成されます: <LabelName>_<ObjectName>_<Operation>_<mTime>.xml。.<LabelName>はオプションです。 従って、提供されない場合は、ファイル名は下線で開始させないでください。

  • 変数 …… 変数の中にServiceMaxによって返されるポーリング結果を格納します。をクリックして変数リストを開きます。結果を格納するために、変数を選択してください。デフォルトはC.UserBLOBです。[結果の分割]や[レコードの最大数]、[結果フォルダパス]、[保存する結果ファイル名]の各プロパティに従って、ポーリング結果を分割することができます。

結果の分割

[レコードの最大数]プロパティ(以下)を有効にするために、このチェックボックスを選択します。

レコードの最大数

各分割ファイルのレコードの最大値です。をクリックして式エディタを開き、レコードの最大値を力してください。レコードのデフォルト値は、1000です。0を入力すると、分割は実行されません。[結果の分割]チェックボックス(上記)を選択すると、このプロパティは有効になります。

結果フォルダパス

結果が保存されるフォルダ。

をクリックして式エディタを開きフォルダ名を入力するか、をクリックして必要なフォルダを選択してください。[XML結果の保存]プロパティ(上記)でファイルを選択した場合、このプロパティは有効になります。

保存する結果ファイル名

結果ファイルの保存先をフルパスで指定します。をクリックして、変数リストを開きます。[詮索]をクリックして、必要な文字変数をを選択してください。[XML結果の保存]プロパティ(上記)でファイルを選択した場合、このプロパティは有効になります。

行ラベルの保存

トリガの行ラベルを保存する場合に使用します。

をクリックして変数リストを開きます。[選択]をクリックして必要な文字変数を選択します。

最終日付の保存

このフィールドは、トリガが変更をオブジェクトの削除や更新、追加)を見つけた最後の日付と時間を保持します。

をクリックして変数リストを開きます。[選択]をクリックして必要な文字変数を選択します。

 

  • 結果は、ポーリングが実行される日に先がけて30日までは戻ることができます。データは、ログインされたユーザがアクセスできるオブジェクトに対してのみ検索することができます。より長い期間の結果を取り出す場合は、ここで説明されるように、ステップクエリメカニズムを使用する必要があります。

  • ユーザ文字列はデータを以下の形式で保持します: <label> - <object name> - <operation> (deleted/updated).

[ServiceMaxトリガ構成]ダイアログボックスには以下のボタンもあります。

ボタン

説明

XSDリフレッシュ

選択した全てのオブジェクトのオブジェクトスキーマを取り出します。

新規

トリガテーブルに新しい行を作成します。

削除

トリガテーブルで選択した行を削除します。

コネクタの構成が終了したら、[OK]をクリックして選択した全てのオブジェクトのServiceMaxスキーマを生成し、[ServiceMaxトリガ構成]ダイアログボックスを閉じます。

[キャンセル]をクリックすると、定義は保存されずに[ServiceMaxトリガ構成]ダイアログボックスが閉じます。